技術ブログ:No.013
どもです。
前回は、EdgeGWにDHCPを設定してOSがインストールされていない
仮想マシンを起動してみました。
今回は、OSを仮想マシンにインストールするISOファイルをOVF Toolsを使って
vCloud Airへアップロードしてみます。
やり方は下記VMwareのKBを参考にします。
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・VMware KB
OVFツールを使用してvCloud Air上にテンプレート・メディアファイルを
アップロード・ダウンロードする (2138530)
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2138530
OVF ツールを使って vCloud Air 上に OVF/ISO をアップロードする方法 (2137829)
http://kb.vmware.com/selfservice/microsites/search.do?language=en_US&cmd=displayKC&externalId=2137829
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OVF?OVF Tools?
一体、どんなものなんでしょう?
Google先生に聞いてみたらSlideShareにとてもわかりやすい資料がアップされてました。
興味ある方は、下記URLよりSlideShareを見てください。
OVF, OVA, ovftool
http://www.slideshare.net/tshiroyama/ovf
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では、やってみましょう。
今回、インストールするOSは、CentOS-7とします。
利用するイメージは、容量が軽いので下記を利用します。
<アップロードするISOファイル>
CentOS-7-x86_64-Minimal-1511.iso 603 MB
OVF toolsのインストールは、先ほど紹介したVMwareのKB(2138530)に
わかりやすい記載があるので割愛します。
ovftool - - helpコマンドを実行して作業用端末からovftoolが動くことを確認します。
下記コマンドをアップロードしたい環境に合わせて情報を集めていきます。
ovftool --sourceType="ISO" "<Source-Path>" "vcloud://<vCloud Air Login>@<Hostname>?vdc=<vdc>&org=<org>&media=<media>&catalog=<catalog>"
はい、、、
このKB (2138530)は、丁寧に作られていてとてもわかりやすい!!
このKBを見れば誰でも出来そうなのでこれ以降は簡単に、、、。(手抜きではないですよ、、、)
実行する前にvCloud Air上のカタログを確認してみましょう。
アップロード先のカタログは、予め作成したVDC1を利用します。
デフォルトではdefault-catalogが存在するはずです。
vAppテンプレートタブから確認。何も登録していないので何もありません。
メディアとその他タブを確認。こちらも何も登録していないので何も表示されません。
KB(2138530)を基にコマンドを作成して、、、
はい。では、準備できたので、実行してみましょう。
ついでなので、時間も計ってみましょう。ぽちっとな。
パスワードを聞かれるので、パスワードを入力してEnter、、、
始まったようです。
1経過、、、
4分経過、、、
vCloud Airのカタログではどうなってるか確認してみると、、、
インポートされていますね。
終わりました!5分ちょっとですね。
vCloud Airのカタログも確認してみます。
ステータスが準備完了になっています。
参考までにアップロードした環境のネットワークスループットも確認してみましょう。
ちなみに作業した時のインターネット接続構成は、光回線 ⇔ Wifiルータ ⇔ 作業端末です。
コマンド操作でも簡単にアップロードできますね。
次回は、OSのインストールされていない仮想マシンに今回アップロードした
ISOファイルを用いてCentOSインストールしてみたいと思います。
今回はこの辺で。
ではでは。