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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2015年11月20日金曜日

【TechBlog #Cloud-vCloudAir-09】 vCloud Air Ondemand 仮想マシン+ネットワーク設定 後編 ~インターネットからRDP接続~


技術ブログ:No.009


どもです。


前回は、Windows 2008R2 Standardを作成し、インターネットへ接続できるまでを実施しました。
今回は、インターネットからリモートデスクトップでアクセスできるようにしたいと思います。

まずは、前回作成した仮想マシンのリモートデスクトップ、ファイアウォール設定を確認します。
リモートデスクトップは有効、ファイアウォールは無効になっています。





リモートデスクトップの設定を確認します。
初期設定では、中段の”リモートデスクトップを実行しているコンピュタからの接続を許可する”に
設定されているため、下段の”ネットワークレベル認証でリモートデスクトップを実行しているコンピュータからの接続を許可する”へ変更し”適用”をクリックします。

※これは、好みです。




vCloud Airのポータル画面よりゲートウェイタブを選択し、
”GATEWAY  オン VDC001”をクリックします。





NATルールタブを選択し、DNATルールを追加します。




DNATルールに以下のようにパラメータを追加し、”次へ”をクリックします。





設定内容が意図したものか確認し、完了をクリックします。





NATの設定が追加されています。





NATの設定が追加されました。





次にファイアウォールタブよりファイアウォールの設定を追加します。





ファイアウォールルールに以下のようにパラメータを追加し、”次へ”をクリックします。





設定内容が意図したものか確認し、完了をクリックします。




ファイアウォールの設定が追加されました。





作業PCよりリモートデスクトップでvCloud Air上の仮想マシンへRDP接続します。
TCP 12345でアクセスしてきたRDPをvCloud AirのEdge GWのDNAT機能で
TCP 3389 、前回作成した仮想マシンのIPアドレス宛てにDNATする設定をしたので、
リモートデスクトップのアクセス先は下記のようになります。





ログイン認証のポップアップが表示されました。
ここまで表示されれば仮想マシンまでの通信ができています。
認証情報を入力しOKをクリックします。




はいをクリックします。




前回作成した仮想マシンへRDPで接続できました。




vCloud AirのWebコンソールから仮想マシンのコンソールを開いて操作することもできますが、
コピペができないのが弱点です。インターネットなどを経由して仮想マシンへRDPで接続できれば、
コピペもできます。また、アクセス手段もダイレクトに仮想マシンへアクセスする方法とWebコンソールからアクセスする方法と2種類できるので、障害時の切り分けを容易にする、という面でも
良さそうですね。

次回は何やりましょうかね。

VMwareのブログにWorkstationの事例が紹介されていたので、それをやってみましょうかね。

VMware Workstation 12 PROを使って仮想マシンをvCloud Airに移行してみよう〜前編〜
https://blogs.vmware.com/jp-cim/2015/10/workstation-v2v-01.html

ではでは。