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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2015年11月23日月曜日

【TechBlog #Cloud-vCloudAir-10】 vCloud Air Ondemand 仮想マシン スクラッチデプロイ ~その1 OSがインストールされていない仮想マシンの作成~

技術ブログ:No.010


どもです。



前回は、手元の作業用PC端末からvCloudAir上に作成した仮想マシン、

Windows 2008R2 Standardへインターネット経由でのリモートデスクトップ接続をしてみました。

今回からしばらくの間、インターネット上で、vCloud Air入門の記事を発見しましたので、

その記事に記載されている内容を実際にやってみたいと思います。

vCloud Air入門

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1412/22/news004.htm


今回は、下記記事を参考に仮想マシンをカタログからではなく、

スクラッチから作成してみたいと思います。

vCloud Air上の仮想マシン環境構築の手順――手元のライセンスを活用する (1/2)

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1504/13/news006.html


スクラッチ?そもそもスクラッチって何でしょうか?

Google先生に聞いてみました。

IT業界で使われる「スクラッチ」の意味とは、「ゼロからシステムを開発すること」。


→今回の意味としては、、、

OSがインストールされていない仮想マシンを作成してISOなどのメディアから
仮想マシンを作成、、、ってことですね。

はい。では、OSのインストールされていない仮想マシンを作成してみます。

前回と同じく、仮想マシン作成画面から”マイ仮想マシンを最初から作成”をクリック。





新しいウィンドウが表示されました。





このウィンドウなんでしょう?
調べてみたら、、、vCloud AirにはUIが2種類あるそうな。
今までのこのブログで操作してきた”VMware vCloud Air ポータル”と
”VMware vCloud Director ポータル”の2種類。
下記、画面のように”vCloud Director”というリンクがアクセスリンクのようです。






またGoogle先生に聞いてみたら、VMwareの下記サイトを教えてくれました。
ありがとう、Google先生!


vCloud Air と vCloud Director との切り替え

http://vcloud.vmware.com/jp/using-vcloud-air/tutorials/navigating-user-interface-relationship-and-catalogs
せっかくなので、あれこれ見てみますかね。
”+”印のアイコンの列にあるアイコンの上にマウスのカーソルを合わせてみると
日本語でいろいろ表示してくれます。
”+”印のアイコンは”カタログからvAppを追加”できるそうな。

vApp?

vAppってなに?

後でまたGoogle先生に聞いてみたいと思います。






”+”印の右隣りのアイコンは”OVFからvAppを追加”できるそうな。

OVFってなんでしょう?
これもあとでGoogle先生に聞いてみますかね。。。





その隣は、”新規でvAppを追加”
すいません。白々しいですが、もうすでに検証であれこれ触っているので、
私は答えを知っている。。。ふっふっふ、、、、

え、知ってた?

あ、そうですか。。。

はい。スクラッチから仮想マシンを作成するにはこれを選択します。






この画面でも色々と設定できそうですねぇ。
今回は見るだけにしますが。。。。




”ランタイムリース”で払いだす仮想マシンの”稼働時間”の制限を設定できるようですね。
これを使えば、動きっぱなしで使ってないのに課金されっぱなし、、、、
なんてことを抑えられそうです。








”ストレージリース”で払いだす仮想マシンの”使える期間”を設定できるようですね。
これを使えば、使ってないのに課金されっぱなし、、、、
なんてことを抑えられそうです。

今回は、”ランタイムリース”も”ストレージリース”も特に制限を持たせず、
”無期限”で設定します。”次へ”をクリックします。

”ランタイムリース”、”ストレージリース”については、
後々このブログでネタにしようと思います。







”新規仮想マシン...”をクリックします。





”新規仮想マシン”なる画面が表示されました。
色々細かく仮想マシンを設定できそうですねぇ。
”オペレーティングシステムファミリ”は”Microsoft Windows”、”Linux”、”Other”から
選べるようです。”オペレーティングシステムを”Microsoft Windows”を選択し、
何が選べるのか見てみましょうかね。







MS-DOSまで動くらしいですなw
MS-DOS、、、
知っている人、どのくらいいるんでしょ。。。
MS-DOSのFDやらWindowsWindows98とかで動くゲームとか取っておけばよかった。。。
どなたか未だ持っている方!
メディアのご提供、よろしくお願いします。。。m( _ _ )m
続いて、Linuxを見てみましょう。こんな感じ。。。







Otherはこんな感じ。。。









Other(64bit)なんてある、、、。
ってことは、vSphere動くのかしら、、、?

はい、動きます。(白々しい)

Nested ESXi on vCloud Air
https://blogs.vmware.com/vcloud/2015/04/nested-esxi-vcloud-air.html

ただし、vCloud Airの基盤側でプロミスキャスモードが無効のため?、
利用上の制限はあるようです。。。

でも、リソース気にせずvSphere環境が手に入るのは、ほんと便利ですよ!(体験談)

CPUやらメモリもあれこれ細かく設定できるようです。
仮想CPUの数、ソケットあたりのコア数も決められます。
Dual Core、Quad Coreで欲しいCPUでの仮想マシン、、、なんてのも思うように作れるようです。
物理的に買ったらいくらかかるのか、、、なんてのも、
”時間いくら”なパブリッククラウドなら簡単に手に入れることができちゃいます。
初期コストが要らない。。。。

あ、こんな検証したいけど、リソース無くてできないなー。。。
なーんてこともパブリッククラウドなら、やる気があればすぐにできちゃう。
置く場所も要らないし。持っている機材が陳腐化することもない。

ほーんと、パブリッククラウドっていいねっ!
と、最近思います。はい。












とりあえず、今回はこんなリソース↓でデプロイしてみます。
”OK”をクリックします。





”次へ”をクリックします。





”仮想マシン”名と”ストレージポリシー”を設定できるようです。
”ストレージポリシー”でストレージを”Standard”か”SSD”か選べるんですね。
今回はSSDである必要はないので、”Standard”にします。





次はネットワークの設定です。
ネットワークアダプタタイプを表示”のチェックボックスがありますね。選択してみます。






ネットワークアダプタをvSphereのように色々と選べるようです。
デフォルトでは”E1000”ですが、今回は”VMXNET3”を選択してみます。
(特に意味はありませんが、、、)
ネットワークが”なし”になっているので、クリックしてみます。





デフォルトで設置されている”default network”のみが選択できるようです。
任意で設定しているネットワークがあれば、それも選択できそうですねぇ。

え、知ってるだろ?

はい。知っています。できます。
1仮想マシンあたり10個までNIC設定できますけど、何か、、、?





IP割り当ては”固定IPプール”、”固定予約”、”DHCP”から選べます。
”固定IPプール”は、予め作成したネットワークに固定IP割り当てする
レンジを設定し、そのIPレンジから仮想マシンへ固定IPを自動で割り当てる方法、
”固定予約”は、単純に仮想マシンへネットワーク設定を手動で割り当てる方法、
”DHCP”はvCloud Airに存在するDHCPサーバからIPを割り当ててもらう方法です。
今回は、”固定IPプール”でデプロイします。







確認画面が表示されます。
”vAppのフェンス”という機能もあるようです。
試しにチェックボックスをOnにしてみます。





NAT、ファイアウォールのチェックボックスが表示されました。
どんな動きをするか、、、
答えはvCloud Directorを使ったことがある人であれば、
それを想像してください。。。後々、このブログでネタにしてみます。





再度”vAppのフェンス”のチェックボックスをOffにして、”次へ”をクリックします。





最終確認の画面が表示されます。
”次へ”をクリックします。






作成が開始されました。



作成完了。





”VMware vCloud Air ポータル”で確認したらこんな感じ。





仮想マシンが”停止”の状態です。
この状態で起動したらどうなるのでしょうか?

気になりますよね?

そうですよね?

気にしてください!


はい、長くなったので、それは次回。

では。