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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2016年12月10日土曜日

【Scality】 Scality S3 Server スタートガイドをやってみた その⑤

Scality S3 Server スタートガイドをやってみた その⑤

今回は、Cyberduckを使ってScality S3 Serverを操作します。

①Kitematic より S3ServerのSettingsを開きます。
  Portタブをクリックし表示させます。





















②ダウンロードしたCyberduck S3 HTTP profileをダブルクリックします。


















③Cyberduckが起動しました。


























④Scality S3 Server のオブジェクトストレージへの接続情報を設定します。
ニックネーム      :  任意
サーバ              : Scality S3 Server のアドレス、ポート番号
アクセスキーID   :  accessKey1






















⑤入力例






















⑥Scality S3Serverへの接続設定が完了しました。
  右クリックし、 ”サーバへ接続” をクリックします。


























⑦シークレットアクセスキーを入力します。
シークレットアクセスキー : verySecretKey1




















⑧続けるをクリックします。


⑨Scality S3 Server のオブジェクトストレージへ接続できました。
   まずバケットを作成します。右クリックし”新規フォルダ”をクリックします。

















⑩新規フォルダの名前を入力します。


























⑪バケットが作成できました。



























⑫テスト用のファイルを作成してみましょう。
右クリックして新規ファイルをクリックします。


⑬ファイルが作成されました。































⑭次は作業PC上のファイルをアップロードしてみましょう。































⑮アップロードファイルを選択






























⑯アップロードが開始されました。
















⑰アップロード完了















⑱Cyberduck上でもアップロードされたファイルを確認できました
















Scality S3 Serverを使えば簡単にオブジェクトストレージの操作をテストすることができますね。
Scality S3 ServerはAmazon S3互換のストレージを利用できるソフトウェアであれば動くはずです。
試しにCloudBerry Explolerでも試してみました。簡単に利用できますね。






















Amazon S3互換のストレージを利用できるバックアップソフトウェアの保存先として
Scality S3 Serverを使ってみても面白いかもしれませんね。

また何か思いついたら試してみます。
それではこの辺で。

【Scality】 Scality S3 Server スタートガイドをやってみた その④


Scality S3 Server スタートガイドをやってみた その④

今回は、Kitematic から scality/s3server containerをダウンロードして起動します。

①Kitematicを起動します。













②起動中、、、































③起動失敗、、、。”USE VIRTUALBOX” をクリックします。
























④再度、起動中、、、。






















⑤起動完了



























⑥検索ボックスより ”scality/s3server” を検索。
scality/s3serverが表示されたら”CREATE”をクリックします。




















⑦Dockerイメージダウンロード中、、、




















⑧ダウンロード完了し、Scality S3 Serverが起動すると、Home画面よりScality S3 Serverの
動作が確認できるようになります。

























これでScality S3 Serverが使えるようになりました。
次回はCyberduckを利用してScality S3 Serverが提供するオブジェクトストレージを
操作します。

それでは。

【Scality】 Scality S3 Server スタートガイドをやってみた その③

Scality S3 Server スタートガイドをやってみた その③

今回は、Cyberduckインストールをインストールします。
あっと言う間に終わります。

①インストーラ起動


















②Install をクリックします。































③インストール完了まで待ちます。
































④インストールが終わりました。






























これだけです。

今回はこの辺で。
次回は その④ Kitematic から scality/s3server containerをダウンロードです。

それでは。

【Scality】 Scality S3 Server スタートガイドをやってみた その②


Scality S3 Server スタートガイドをやってみた その②

今回は、Docker Toolboxをインストールします。

インストーラを起動し、下記画面が表示されたら ”Next”をクリックします。


































Nextをクリックします。


































Nextをクリックします。


































Install VirtualBox with NDIS5 driverのチェックボックスをオンにして
Nextをクリックします。



































Install をクリックします。


































インストールが完了するまで待ちます。


































Finishをクリックします。


































インストールが完了しました。












次回は、その③ Cyberduckインストールです。

それでは。

【Scality】 Scality S3 Server スタートガイドをやってみた その①
























Scality S3 Server スタートガイドをやってみた その①

~ Docker Toolbox、Cyberduck、Cyberduck S3 HTTP profileのダウンロード ~

今回は、環境構築に必要となるファイルをダウンロードします。


その前にスタートガイドの内容で環境を構築する場合の注意点があります。


このスタートガイドでは、Docker ToolboxとOracle VM VirtualBoxを利用して

Dockerコンテナの環境を構築し、 Scality S3 Serverのコンテナを動かします

これからの工程は、以下の要件を満たしている前提となります。


~ 確認事項 ~


・64BbitOS

・Windows 7 以降のWindows OS
・仮想化支援機能(Intel VTなど)が有効になっている
・他の仮想化ソフトを利用していない

多くのパブリッククラウドでは、作成した仮想マシン上で仮想化支援機能が利用できません。

パブリッククラウド上に構築したい場合は、パブリッククラウドの仕様をご確認ください。


上記を満たしていないとスタートガイドの内容のどこかでつまづきます。
それでは、早速、スタートガイドの項番1、2までやってみましょう。
























下記サイトより ”Docker Toolbox” をダウンロードします。

https://www.docker.com/docker-toolbox

ダウンロードをクリックします。



























インストーラーをダウンロードします。





































Cyberduckをダウンロードします。

https://cyberduck.io/




























Cyberduck S3 HTTP profileをダウンロードします。

https://svn.cyberduck.io/trunk/profiles/S3%20(HTTP).cyberduckprofile

このファイルは、この後の工程までファイルを開いてはいけません。

これで必要なファイルが揃いました。





















次回は、その② Docker Toolboxインストールです。

それでは。

【Scality】 Scality S3 Serverを使ってみた (後編 )
























前回は、セミナーで学んだ Scality社およびScality RINGのことを簡単にまとめてみました。
今回から実際にScality S3 Serverの環境構築と実際の操作までやってみます。

Scality S3 Serverを試す方法はいくつかあります。

~ 試す方法 3つ ~

 方法① : Docker環境にDockerイメージを入手してコンテナを実行
 方法② : 物理・仮想環境にインストール
 方法③ : スタートガイド記載方法に沿ってやってみる(これもDockerコンテナ)


一番簡単に試せるのは方法①だと思います。
Docker環境をすでに利用できる場合は、Dockerコンテナを実行すればすぐに試すことができます。
そのやり方は下記に記載されています。

scality/s3server
https://hub.docker.com/r/scality/s3server/


方法② 物理・仮想環境にインストールについては、GitHubやこのブログの最後に
リンクを記載したBBTさんのブログに記載されています。私は、実際にCentOS7に
インストールして利用できました。


S3 Server
https://github.com/scality/S3


今回はScality S3 Serverのサイトの ”スタートガイド”に記載されている内容をそのままやってみます。


Scality S3 Server
https://s3.scality.com/


私はスタートガイドに記載されている各種ツールのインストールも
ブログに記載するので5回に分けてブログを書きます。

実際には、それほど時間がかからずに出来ます。
しかし、Docker ToolboxとOracle VM VirtualBoxをインストールして
Scality S3 Serverを動かす内容なので、いくつか注意点もあります。
それは次回書きます。


~ Scality S3 Server スタートガイドの内容をやってみた ~

その① Docker Toolbox、Cyberduck、Cyberduck S3 HTTP profileのダウンロード

その② Docker Toolboxインストール

その③ Cyberduckインストール

その④ Kitematic から scality/s3server containerをダウンロード

その⑤ Cyberduckを使ってScality S3 Serverを操作


Google でScality S3 Serverについて検索してみたら、下記ブログも見つけました。
Scality S3 Serverについて日本語のブログで短くまとめ、わかりやすく書かれている記事でした。
是非そちらもご覧ください。


Scality S3 Server を試してみる
http://qiita.com/tksarah/items/0ac92fe2d264e195f3c7

Scality S3 Server を試してみる
https://toe.bbtower.co.jp/20160707/814/


今回はこの辺で。
次回は その① からやってみます。

それでは。

【Scality】 Scality S3 Serverを使ってみた (前編)

























先日、Scality 社主催のセミナーに参加してきました。

そのセミナーで知ったScality S3 Serverを実際に操作してみました。
その内容を前編、後編の2回に分けてブログを書きます。

前編では、セミナーで学んだ Scality社およびScality RINGについて簡単にまとめます。
後編では、実際にScality S3 Serverを操作してみたいと思います。

Scality社とは?

Scality社は、”Scality RING” というSDS製品を提供している企業です。
2009年にフランスで創業した企業で、今はアメリカのサンフランシスコに
本拠地を置いています。

”Scality RING” というSDS製品は、オブジェクトストレージをベースとした
SDS製品で、オブジェクトストレージ(HTTP)+CIFS/NFSも利用できる製品です。

”Scality RING”は、ガートナーのオブジェクトストレージ市場におけるマジッククアドラントでも
リーダーに位置しています。導入実績も世界規模でPB(ペタバイト)クラスでの
実績があるそうです。ペタバイトクラス、、、。
日本では、ニフティさんやDMMさんなどでPBクラスで利用されているそうです。

Scality RINGの詳細については、Scality Japanのサイトで詳しく説明されていますので、
下記リンクよりご確認ください。

Scality RINGのテクノロジ
http://www.jp.scality.com/ring-technology/

私が簡単に試してみた”Scality S3 Server”は、Scality RINGを構成する
コンポーネントの中からオブジェクトストレージを切り出してOSSとして
提供しているものだそうです。

次回、実際に操作した手順を備忘録も兼ねてブログに書こうと思います。

それでは。

Scality S3 Server
https://s3.scality.com/

Scality S3 Server
http://www.scality.com/scality-s3-server/

Scality 
http://www.scality.com/about-us/contact/

Scality Slideshare
http://www.slideshare.net/Scality