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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2018年2月28日水曜日

【Packet】Packetを使ってみた その9 Elastic Block Storageを使ってみた ~2.作成したストレージをCentOSにアタッチ~

前回に引き続きPacketのElastic Block Storageを操作します。
  1. ストレージを作成
  2. 作成したストレージをCentOSにアタッチ
  3. CentOSよりコマンド実行
    1. ストレージ接続
    2. パーティション作成
    3. ファイルシステムを作成
    4. 作成したファイルシステムをマウント
    5. ストレージアンマウント
  4. ストレージをデタッチ
  5. ストレージを削除
今回は、”2.作成したストレージをCentOSにアタッチ”を行います。
今回は作成済みのCentOSに前回作成したストレージを割り当てます。

<2.作成したストレージをCentOSにアタッチ>
①Packetのプロジェクト画面より”ストレージ”タブをクリックします。


②”オプション”をクリックします。


③”Tethered to Server”をクリックします。


④ストレージをアタッチしたいサーバーを選択します。
今回はCentOS7-01を選択します。


⑤右上の保存をクリックします。


⑥ストレージ割り当てが完了しました。
”サーバーのつながり”よりサーバー名をクリックします。


⑦サーバー詳細/管理の左メニューにあるストレージにアタッチしたボリュームが表示されました。

次回は、CentOSよりコマンドを実行してCentOS上で利用できるようにします。

2018年2月27日火曜日

【Packet】Packetを使ってみた その9 Elastic Block Storageを使ってみた ~1.ストレージを作成 ~

PacketでElastic Block Storageを利用してみました。

Elastic Block Storageは、ISCSIで提供されるブロックストレージです。
クラウド上に作成したCentOSなどで利用できます。

Elastic Block Storageに関する詳細は下記より確認できます。
今回は下記を実行します。キャプチャが多くなったので5回に分けます。
  1. ストレージを作成
  2. 作成したストレージをCentOSにアタッチ
  3. CentOSよりコマンド実行
    1. ストレージ接続
    2. パーティション作成
    3. ファイルシステムを作成
    4. 作成したファイルシステムをマウント
  4. ストレージをデタッチ
  5. ストレージを削除
今回は、1.ストレージを作成を行います。

<1.ストレージを作成>
①Packetのプロジェクト画面へアクセス
Elastic Block Storage(ELB)を作成するPacketのプロジェクトにアクセスします。
画面上部のタブより”ストレージ”をクリックします。



②ストレージを作成
ストレージ画面が表示されます。
”Deploy Storage Volume”をクリックします。


作成するストレージのパラメータを設定します。
パラメータは以下の通りです。
  • ボリューム名
  • ディスク容量
  • パフォーマンスレベル:標準またはパフォーマンスより選択
  • ロケーション:SJC、EWR、NRT、AMSより選択
  • オプションセッティング:スナップショットの設定
パラメータを入力し”ストレージボリュームのデプロイメント”をクリックします。


③ストレージ作成完了
ストレージの作成が開始されました。
説明のランプが緑色になれば作成完了です。


次回は作成したストレージをサーバーに割り当てます。

2018年2月26日月曜日

【Packet】Packetを使ってみた その8 カスタマーVPNを利用してみた

ベアメタルPacketでカスタマーVPNを利用してみました。

カスタマーVPNを利用することでPacket上に構築したサーバーと安全に通信することがきます。今回はPC端末とPacketクラウド間でVPNを構築します。カスタマーVPNに関する詳細は下記リンクに記載されています。

Doorman Customer VPN
PacketのカスタマーVPNを利用するには利用するアカウントで2段階認証を有効にします。2段階認証の有効化は下記ページをご覧ください。
Portal
https://help.packet.net/faq/onboarding/portal

①OpenVPNをインストール
PacketのカスタマーVPNは、OpenVPNを利用したVPNです。
OpenVPNクライアントがインストールされていない場合は、インストーラをダウンロードしてインストールします。OpenVPNのサイトへアクセスします。
OpenVPN
https://openvpn.net/

OpenVPN 2.4.4をダウンロードしてPCにインストールします。
Community Downloads
https://openvpn.net/index.php/download/community-downloads.html


②カスタマーVPNを有効化
まず、カスタマーVPNを有効化します。
Packetにログインし、プロジェクトを表示します。


右上のアカウントよりセキュリティをクリックします。



セキュリティ画面が表示されました。画面を下へスクロールします。



顧客VPNのスイッチをクリックし、オンにします。



③OpenVPNConfigをダウンロード
OpenVPNのコンフィグをダウンロードします。
接続できるデータセンターはSJC、AMS、NRT、EWRの4つです。
今回はSJCへ接続します。”SJC1CONFIGをダウンロード”をクリックします。



任意の場所にOpenVPNのConfigファイルを保存します。



④OpenVPNにConfigをインポート
ダウンロードしたOpenVPNのConfigファイルをインポートします。今回はOpenVPN GUIよりConfigファイルをインポートします。タスクトレイよりOpenVPN GUIのアイコンを右クリックします。


Import file をクリックします。


先ほどダウンロードしたファイルを選択します。


インポートが完了しました。

⑤カスタマーVPNへ接続
PC端末よりPacketのカスタマーVPNを経由してPacketのサーバーへ接続します。
PacketのOpenVPN GUIより接続をクリックします。


ユーザー名とパスワードを入力します。
ユーザー名はPacketのアカウントを入力し、OKをクリックします。
パスワードは以下ルールで入力します。
2段階認証トークン+Packetログインパスワード
  例:
  2段階認証で表示されたトークン:123456 
  Packetログインパスワード:ABCDEF
  入力するパスワード:123456ABCDEF


接続中のステータスが表示されます。接続が完了すると画面は自動的に閉じられます。


⑥ルーティングを確認
VPNの接続が完了しました。PC端末でVPNのルーティングを確認します。
10.88.156.128 行きのルーティングが追加されています。



⑦カスタマーVPN経由でサーバーに接続
Packet上のサーバーへカスタマーVPN経由で接続します。
今回はPacket上のWindowsサーバーへRDP接続します。
WindowsサーバーのIPアドレスは10.88.156.130です。


10.88.156.130へPingを実行すると応答があることを確認できます。


Windowsサーバーへリモートデスクトップ接続します。


接続できました。


Packetのオフィシャルでのサービス提供はされていませんが、PacketのHelp CenterでWireGuardを利用したVPN接続方法も紹介されています。後日、やってみたいと思います。
WireGuard
https://help.packet.net/technical/networking/wireguard

2018年2月20日火曜日

【Packet】Packetを使ってみた その7 サーバーを削除

今回は作成したサーバーを削除します。

①サーバーを電源オフ
サーバーの画面の右上より”サーバー上のアクション”をクリックし、”Power Off”をクリックします。


サーバーを停止して良いか確認されます。”OK”をクリックします。


サーバーが停止しました。サーバーのホスト名の横のランプが黒色に変わりました。



②サーバーを削除
サーバーの画面の右上より”サーバー上のアクション”をクリックし、”削除”をクリックします。


サーバーが削除されました。


次回、また何かやってみようと思います。

2018年2月19日月曜日

【Packet】Packetを使ってみた その6 サーバーへアクセス

サーバーへアクセスします。


①サーバー画面の上部に表示される”RDP ACCESS”をクリックします。



②RDP接続に必要な情報を確認
RDP接続に必要となるIPアドレス、ユーザー名、パスワードが表示されます。



③RDP接続
操作端末より作成したクラウド上のサーバーへRDP接続します。



④RDP接続を確認
RDPで接続できました。



⑤NIC確認
NICを確認します。2つ存在していることを確認できます。



⑥NICの詳細設定を確認
NICの詳細設定を確認します。1つのNICに固定IPでローカル、IPv4、IPv6グローバルが設定されています。


次回は、作成したサーバーを削除します。

2018年2月16日金曜日

【Packet】Packetを使ってみた その5 サーバー確認

今回は作成したサーバーをクラウドのコンソールより確認します。


①サーバー作成完了
サーバーの作成が完了するとホスト名の横のランプが緑になります。
右側の…アイコンをクリックします。



クリックするとメニューが表示されます。”詳細/管理”をクリックします。



②”概要” 画面を確認
左側のメニューより”概要”の画面を確認します。
サーバーに割り当てられたIPv4グローバルアドレス、IPv6アドレス、IPv4プライベートアドレスを確認できます。画面を下へスクロールします。


ホスト名、ハードウェア、ネットワークのトラフィック量、デプロイしたロケーション、デプロイ後の時間は課金対象のネットワーク使用量、利用金額を確認できます。



③”ネットワーク” 画面を確認
左メニューを確認してみましょう。ネットワークをクリックします。
この”ネットワーク”画面では割り当てられたIPアドレスの確認やElastic IPの割り当てができます。



④”ストレージ” 画面を確認
”ストレージ”をクリックします。”ストレージ”画面よりブロックストレージの割り当てができます。ブロックストレージサービスについては、下記をご覧ください。
Block Storage Service
https://www.packet.net/bare-metal/services/storage/
Advice and answers from the Packet Team
https://help.packet.net/?q=Block%20Storage%20Service


⑤”バンド幅” 画面を確認
”バンド幅”画面よりネットワークの利用状況を確認できます。



⑥SSHキー
SSHキーの確認ができます。




⑦”タイムライン”を確認
該当サーバーのクラウドのイベントログを確認できます。



⑧”タグ”画面を確認
サーバーにクラウド上で利用するタグをつけることをできます。


次回は、サーバーへRDPを利用してログインします。