このブログを検索

この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2018年3月9日金曜日

【Packet】Packetを使ってみた その10 Layer2(VLAN)を使ってみた ~3.失敗編その2 ~

前回に引き続き、今回も”Layer2”機能を試します。
今回も失敗編です。成功編は次回書きます。

今回もまた作成したサーバーが消えました。作成した後、サーバーのNICのネットワークタイプをLayer2へ変更した後、何かしらの要因によりそのサーバーが消えました。実際に内容は下記となります。

Layer2機能を試します。
VLANは前回作成したVLAN1097を利用します。


VLANを利用するサーバーを作成します。
今回はデータセンター”SJC1”にType2のESXi6.5を2台、Windows2016を1台作成し
VLANに接続します。サーバー作成完了してからVLANに接続します。ESXi01の作成が完了したのでESXi01にVLANを設定します。ESXi01の詳細情報を画面を表示します。


左メニューより”Network”をクリックします。


サーバー”ESXi01”のネットワークタイプをL3からL2へ変更します。
”CONVERT TO OTHER NETWORK TYPE”をクリックします。


”Layer2”を選択します。
Bondedを有効にして”Convert to Layer2”をクリックします。


ネットワークタイプがL2に変更されました。VLANを割り当てます。
”ADD NEW VLAN”をクリックします。


インターフェース”bond0”にVLAN”1097”を割り当てます。
プルダウンメニューより選択し、”Add”をクリックします。


インターフェースにVLANが割り当てられました。


サーバー一覧を確認します。”ESXi01”のIPv4アドレスが空欄に変わりました。サーバーの詳細画面を確認します。サーバー名をクリックします。


サーバーの詳細画面が表示されました。ネットワークタイプをL2にすると下記のように表示されます。先ほどまで表示されていたIPv4、IPv6アドレスの情報は表示されなくなり、VLANとインターフェースの情報が表示されます。VLANを利用できるようにSOSを利用して設定します。
SOS: Serial Over SSH
https://help.packet.net/technical/networking/sos-serial-over-ssh
”OUT-OF-BAND-CONSOLE”をクリックします。


SOSはサーバーへのネットワーク接続ができなくなった時に利用するSSHを利用したシリアルコンソールだそうです。接続先情報が表示されます。”Copy”をクリックします。


Teratermを利用してSSH接続します。認証情報はクラウドに登録済みのSSH設定を利用します。


アクセスできました。しかし、これから先の操作が出来ませんでした。
次回はCentOSかUbuntuからSOSを操作してみたいと思います。


SOSからサーバー”ESXi01”への接続を何度か試みましたが、しばらくするとサーバーが消えてしまいました。何が悪かったのかはわかりません。


下記はREST APIを利用してサーバーConsole1、ESXi02を削除した後にクラウドコンソールから確認したイベントログです。Console1、ESXi02は削除したログが残っていますが、ESXi01の削除ログは残っていません。


次回は、Layer2機能を利用できた時の内容をご紹介します。