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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2018年9月19日水曜日

【Rancher】Rancher2.0をやってみよう その2 環境設定 日本語化してみた


前回は2ステップデプロイでRancher環境を作成しました。今回から実際に設定してみる
つもりでしたが、クラスタの環境作成に時間がかかりそうなのでUIを日本語へ設定変更してクラスターを作成できる場所を確認します。日本語表示への切り替えは簡単です。右下の”English”をクリックしてメニューから日本語を選択するだけです。簡単に日本語UIに変わりました。


クラスタータブをクリックします。デフォルトで利用できるデプロイ先は以下の7つです。(カスタム、インポートは含まず)


ノードドライバータブを確認します。先ほど確認したクラスタータブで選択できる場所を増やすことができます。


デフォルトで登録されているノードドライバー。


試しにInactiveになっているものをすべて Activeに変更してみます。


アクティベート中、、、


ほぼアクティブ化完了


クラスタータブの選択肢が増えました。


クラスターデプロイするホスト環境とネットワーク接続方法どうしよう、、、。手っ取り早くクラウドかそれともリソース確保してvSphereかopenstackか。。会社の検証環境のリソース確認しよう。。今回はこの辺で。

【Rancher】Rancher2.0をやってみよう その1 環境作成


コンテナ管理ツールのRancherを試してみることにしました。
とりあえず、環境構築。今回は私が利用する環境はこちら。

  • Windows10
  • VMware(R) Workstation Tech Preview 2018 Pro
  • Ubuntu16.04LTS

では、さっそくやってみたいと思います。まずは手順を調べてみます。Rancherのサイトへアクセスします。下部へスクロールして”Get startGet started with Rancher”より"Deploy Rancher 2.0"をクリックします。



”Quick Start”が表示されます。下部へスクロールします。


2ステップでのデプロイ方法が記載されています。
この2ステップデプロイでの必要要件とデプロイ方法が書かれていました。
2ステップデプロイ必要要件

  • 64bit Ubuntu16.04
  • メモリ4GB以上
  • Docker 1.12.6, 1.13.1 または 17.03.2


私の利用するUbuntuのDocker環境を確認します。18.06.1-ceでした。

  @ubuntu:~$
  @ubuntu:~$ docker -v
  Docker version 18.06.1-ce, build e68fc7a
  @ubuntu:~$

GitHubに17.03.2インストール用のスクリプトがアップされてました。 
rancher/install-docker
https://github.com/rancher/install-docker/blob/master/17.03.2.sh
wgetでスクリプトをダウンロード


スクリプトを実行したらすでにDokcerがインストールされていたのでエラーメッセージが表示されました。


インストールされていたDockerをアンインストール。
sudo apt-get purge docker-ce


スクリプトを再度実行


~中略~



スクリプト実行完了。DockerCEのバージョンも17.03.2になりました。
以下のコマンドを実行。
sudo docker run -d --restart=unless-stopped -p 80:80 -p 443:443 rancher/rancher


しばらく待ちます。私の自宅の回線は遅いので時間がかかります。。。


やっと終わりました。
ダウンロードしたコンテナを確認します。
sudo docker container ls


WebブラウザからRancherにアクセスします。事故署名証明書によるエラーが表示されます。


パスワード設定画面が表示されます。パスワードを設定します。


URLを設定します。


トップ画面が表示されました。


次回よりRancherを操作してみます。