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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2018年9月24日月曜日

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その7 WordpressのデータベースにIDCFクラウドのRDBを利用してみた

今回はIDCFクラウドに作成したPhotonOS上のWordpressコンテナとIDCFクラウドのRDBを利用してWordpressコンテナの初期セットアップをしてみます。RDBはすでに作成済みです。RDBを作成した時の記事はこちらです。今回利用するIDCFクラウドRDBのFQDNを確認します。


Wordpressコンテナにアクセスして初期セットアップのパラメーターを設定します。今回、以下のパラメーターを設定します。設定して”送信”をクリックします。

  • データベース名:wordpress
  • ユーザー名:root
  • パスワード:任意のパスワード
  • データベースのホスト名:IDCFクラウドRDBのFQDN



WordpressコンテナからIDCFクラウドのRDBに接続できました。”インストール実行”をクリックします。


インストールに必要なパラメーターを設定します。パラメーターを設定して”Wordpressをインストール”をクリックします。


インストールが完了しました。 Wordpressにログインします。


設定画面が表示されました。


WordpressのWebページを閲覧できることを確認します。


今回、PhotonOSのコンテナ環境とIDCFクラウドのRDBを合わせて利用してみました。簡単に環境構築ができて良いですね。それでは。

【IDCFクラウド】RDSを使ってみよう その2 RDB作成

前回、RDBを有効にしました。今回は実際にRDBを利用してみます。今回は、別記事で投稿しているPhotonOS上で動くWordpressコンテナのDBとしてIDCFクラウドのRDBを利用します。その記事はこちらです。

では、RDBを作成したいと思います。IDCFクラウドのメニューから”RDB”をクリックします。


RDB作成をクリックします。


”RDB作成”画面が表示されます。今回は以下のパラメーターを設定します。


  • ロケーション:東日本リージョン2
  • ネットワーク:candela ※この記事を書いた時に利用可能なロケーションは東日本リージョン2のみでした。
  • FQDN:test-wordpress




FQDNにはすでに使用されている名称を設定できないようです。IDCFクラウド全体で一意(ユニーク)となる設定が必要なようです。


マシンタイプ、ボリュームを設定します。今回は、以下を設定します。

  •  マシンタイプ:light S1
  • ボリューム:16GB


データベースには以下を設定します。
  • 初期データ名:wordpress
  • マスターユーザー名:root
  • パスワード:任意のパスワード


IDCFクラウドのRDBではオプションでバックアップや冗長化構成を利用することができますが、今回は簡単なテストだけなので利用しません。”確認画面へ”をクリックします。


設定内容を確認します。画面を下へスクロールします。


内容を確認してから”作成”をクリックします。


RDBの作成が開始されます。


RDBの作成が完了したことを確認します。RDB名をクリックします。


詳細情報を確認します。


以上でRDBの作成は完了です。次回はPhotonOS上で動くWordpressのデータベースにこのRDBを設定してみます。今回はこの辺で。それでは。

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その6 PhotonOSでWordpressを動かしてみた


今回はPhotonOSでWordpressコンテナを動かしてみます。仮想マシン作成後、PhotonOSでDockerデーモンを起動していなかったのでDockerデーモンを起動します。仮想マシンのブート時にDockerを自動起動するように設定しておきます。


docker runコマンドを使用してDocker HubからWordpressの最新イメージをダウンロードしてWordpressコンテナを起動します。使用する外部アクセスポートは8081ポートとします。


Wordpressコンテナが起動しました。しかし、何らかの原因でTCP8081だと接続できませんでした。その為、IDCFクラウドのポートフォワードおよびファイアウォールにTCP8088の通信許可を設定してから8088ポートを利用したWordpressコンテナを起動しています。


手元のPCのブラウザからWordpressコンテナへアクセスします。Wordpressの初期セットアップ画面が表示されました。ブラウザのURLより8088で通信できていることを確認します。メニューより”日本語”を選択して”続ける”をクリックします。


初期セットアップに必要な項目が表示されます。”さあ、始めましょう!”をクリックします。


データベース設定画面が表示されました。


今回はWordpressのデータベースにIDCFクラウドのRDBを利用してみたいと思います。まだRDBの設定をしていないので、次回、IDCFクラウドのRDBを設定します。今回はこの辺で。

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その5 PhotonOSにユーザーを追加

PhotonOSにSSHで接続する場合、デフォルトではrootユーザーでログインすることができません。なので、SSHで接続するためのユーザーを新規作成します。手順は以下のブログを参考に行います。
にほんごVMware
Photon Linux への SSH ログイン。
上記ブログを参考にして実際に設定してみました。今回は以下のユーザーを作成しています。
作成したユーザー:photon-user01


この作成したユーザーアカウントを利用してPhotonOSの仮想マシンにSSHでログインします。


ログインできたことを確認します。


短いですが、今回はこの辺で。次回は、PhotonOSにWordpressのイメージをダウンロードしてWordpressコンテナを動かしてみます。それでは。

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その4 IDCFクラウドにポートフォワードとファイアウォールを設定


作成したPhotonOSの仮想マシンにインターネット経由で直接接続できるようにIDCFクラウドのゲートウェイにポートフォワードとファイアウォールの設定を変更します。まずはIPフォワードから設定します。左メニューより”IPアドレス”をクリックします。表示された”IPアドレス”画面よりIPアドレス名(今回は”(no name)”)をクリックします。ポップアップ表示されたメニューの上部メニュータブより”ポートフォワード”をクリックします。


今回は、以下の設定を追加します。
PhotonOS-1:SSH接続用”TCP22”
PhotonOS-2:コンテナ接続用”TCP8081”
PhotonOS-3:コンテナ接続用”TCP8082”

まず、SSH接続用のPhotonOS-1を設定します。パラメーターを設定して”+”アイコンをクリックします。


ポップアップが表示されます。”はい”をクリックします。


”PhotonOS-1”が追加されました。


同様にPhotonOS-2、PhotonOS-3の設定も追加します。


次にファイアウォールを設定します。今回は私の自宅からのアクセスのみ許可します。以下のように設定します。
PhotonOS-1:ソースCIDR ”MyIP”、TCP22
PhotonOS-2:ソースCIDR ”MyIP”、TCP8081
PhotonOS-3:ソースCIDR ”MyIP”、TCP8082

まず、PhotonOS-1を設定します。パラメーターを設定して”+”アイコンをクリックします。


ポップアップが表示されます。”はい”をクリックします。


PhotonOS-1のSSHを許可する設定が追加されました。


同様にPhotonOS-2、PhotonOS-3の設定を追加します。


PhotonOSへインターネット経由でアクセスできるようになりました。
次はPhotonOSにSSH接続用のユーザーを追加します。それでは。

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その3 PhotonOSインストール


前回の続きです。作成した仮想マシンにPhotonOSをインストールします。仮想マシンのコンソールを表示してPhotonOSのインストール画面が表示されることを確認します。”Install”を選択してEnterキーを押下します。エンドユーザーライセンス契約(EULA) の内容を確認して<Accept>でEnterキーを押下します。


使用するディスクを設定します。デフォルト設定のまま<Auto>を選択してEnterキーを押下します。


使用するディスクを消去しても良いか確認されます。”Yes”を選択してEnterキーを押下します。


インストール方法の選択画面が表示されます。今回は”Photon Minimal”をインストールします。”Photon Minimal”を選択して<Next>でEnterキーを押下します。
各種パラメーターの詳細を確認する場合は以下URLより確認してください。
Step 10: Select an Installation Option
https://github.com/vmware/photon/wiki/Running-Photon-OS-on-vSphere#step-10-select-an-installation-option


仮想マシンがESXiホスト上で起動していることが認識されるとLinuxカーネルの選択画面が表示されます。”Hypervisor optimized”を選択して<Next>でEnterキーを押下します。


ホスト名の設定画面が表示されます。今回はデフォルトのまま<Next>でEnterキーを押下します。


PhotonOSにログインするパスワードを設定します。パスワードを入力して<Next>でEnterキーを押下します。


パスワードポリシーにひっかかると以下のようにエラーが表示されます。


パスワードの確認画面が表示されます。再度パスワードを入力して<Next>でEnterキーを押下します。


インストールが開始されます。


インストールが完了しました。インストール後、再起動されます。


再起動後、ログイン画面が表示されることを確認します。


次回はPhotonOSをインターネット経由で直接操作するためにIDCFクラウドのポートフォワードとファイアウォールを設定します。それでは。