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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2018年9月16日日曜日

【ITと英語】Googleが提供する翻訳機能あれこれ 


私はここ数年、英語で情報収集することが多くなりました。理由は以下です
  • 業務で扱うプロダクトやサービスが海外のものが多い
    • 日本語のドキュメントがあったりなかったり、、、。
  • 英語ならオンデマンドで見られるWebセミナーも多い
  • ITニュースは英語の方が早い(最近は変わってきましたけど)
  • ITブログ記事、Twitterも英語の方が情報量が多い
3年くらい前まではGoogle翻訳の英語から日本語への翻訳精度がいまいちでした。しかし、最近ではあまり困らずに読めるようになりました。Googleにはとても感謝しています。Google翻訳の精度があがったおかげで英語のドキュメントを読む時間がかなり短くなりました。最近、私が利用するGoogleの翻訳の機能は以下の3つです。
  • Google Chromeの翻訳機能
    • 一番利用しているのはこれ
  • Google Chromeの翻訳サイト
    • Google Chromeで翻訳できないけどコピペできる場合はこれ
  • スマホのGoogle翻訳アプリ
    • コピペができない写真や印刷物の翻訳にぴったり。旅行でも便利。
それぞれを簡単にご紹介します。
  • Google Chromeの翻訳機能
    Google Chromeで右クリックして表示されるメニューより”日本語へ翻訳”をクリックすると見ているページを翻訳してくれるようになりました。試しにGoogle ChromeでUSのZDNETのページにアクセスして日本語に翻訳してみます。


    翻訳方法は簡単。右クリックして”日本語に翻訳”をクリックするだけ。 



    見ていたサイトが日本語に翻訳されました。



    たまに翻訳された日本語がわかりにくいときやこれは誤訳では?と思うこともあります。その時は原文(英語)を頑張って読むか、原文をGoogle翻訳のサイトで翻訳すれば理解しやすくなります。
    • Google Chromeの翻訳サイト

    私はGoogle Chromeの日本語翻訳機能が利用できるようになるまでは、このサイトでいつも読みたい文章を細かく翻訳して理解していました。その当時は1段落まるごと翻訳してよくわからないことも多々あったので、1文ずつ翻訳かけて読んでました。今はこのページもだいぶ精度があがったのでメールをそのまま貼り付けてもちゃんと翻訳してくれるようになりました。

    もう1つこのサイトでできる便利な翻訳機能、それはドキュメントファイルの翻訳です。ドキュメント」を翻訳をクリックします。


    軽いPDFファイルなどであればこのサイトで翻訳することができます。
    試しに首相官邸に掲載されていた7月25日に発表されたEUとの共同声明”Japan-EU Strategic Partnership Agreement(SPA) [July 17, 2018]”のPDFをダウンロードしてGoogle翻訳で翻訳してみます。
    首相官邸 
    https://japan.kantei.go.jp/index.html
    利用する原文の一部はこちら。


    ファイルを選択して右側の”翻訳”をクリックします。



    Google翻訳で翻訳するとこんな感じで翻訳してくれます。



    ファイルサイズが大きいとエラーになります。






    • スマホのGoogle翻訳アプリ
    最後にとてもとても便利と思う機能。Google翻訳アプリです。何がすごいってアプリを起動してスマホのカメラから対象となる文章を撮ると言語によってはリアルタイムで翻訳してくれます。これ、ほんと便利です。英語→日本語で翻訳したい場合はアプリを起動してカメラで対象となる文章の写真を撮ります。アプリを起動して”カメラ入力”をタップします。


    翻訳したい文章の写真を撮ります。


    撮ったらアプリが画像をスキャンします。アプリが文章の解析を完了後、翻訳したい箇所を指でなぞることで翻訳された文章を読むことができます。


    上部に表示された翻訳文をタップすると全文を読めます。


    これがとても便利です。IT関連のWebセミナーを見ていてもいまいちよくわからないと思うことが多々あります。そんな時でもこのアプリで翻訳することで理解を深めることができます。また、多言語対応しているので、英語に限らずに利用できることも良いポイントだと思います。リアルタイム対応については、英語→日本語も対応はしているようですが、翻訳の精度はまだまだこれからのようです。もしこれが進化すればウェアラブルでリアルタイム翻訳ができる世界が来るのかもしれないですね。楽しみです。

    長くなりましたが、英語に対するハードルは昔に比べてだいぶ下がったかな、と思います。どんどん海外から情報仕入れて日本語での情報が増えればなぁ、、なんて思います。私も少しは頑張ってみようと思います。

    余談その1:
    最近はGoogle翻訳の進化により英語を勉強しなくてもいいかな、、と思う時もあります。しかし、英単語を多く知っているとITの理解は多少早くなるかな、とも思います。ITだけに特化するとIT関連の頻出単語はある程度決まっていると思うので、その単語だけ先に覚えてしまうのが手っ取り早いかもしれないですが。そんな単語だけ収録された単語帳、えいぽんたんのような使い勝手のよいアプリがあればなぁ、、、と思ってみたり。。。

    余談その2:
    TOEICの点数がなかなかあがらない、、、。1度、奇跡の700点を取った後、600点代をうろうろ。730、最終は800目指して頑張ろう。。。S&Wも受けてみたい。

    【Webアクセス制御】セキュリティソフトを利用したWebフィルタリング


    今回もProxyサーバーを利用せずにPCでWebフィルタリングを設定できるか?という内容です。前回はPCのhostsファイルに対象ドメインとダミーIPアドレスを設定することで正常な名前解決をできないようにしてWebアクセスをできないようにしてみました。今回はもっと簡単にPCにインストールしているセキュリティソフトの機能を利用してWebフィルタリングを設定してみます。今回は以下の環境で確認します。
    • Windows10 
      • ESET Internet Security 
    ※私が自宅で個人的に利用している製品がESETなので今回はESETを利用します。
      • 利用ブラウザ
        • Google Chrome 69.0.3497.92
        • Firefox 62.0 (64-bit)
        • Microsoft Edge 41.16299.402.0

    ESETのコンソールからアクセスさせたくないWebサイトのドメインを設定します。


    ”インターネット保護”をクリックします。


    WEBアクセス保護の右側にある”ギア”のアイコンをクリックします。


    ”URLアドレス管理”を展開してアドレスリストの”編集”をクリックします。


    ”ブロックするアドレスのリスト”を選択して”編集”をクリックします。


    アドレスリストにアクセスブロックしたいドメインを設定して”OK”をクリックします。
    今回は代表的なSNSを中心にブロックする設定をしてみました。SNSをついつい見すぎてしまうので。。。


    最後に管理者権限で”OK”をクリックします。


    設定されたか試してみます。Google ChromeからFacebookへアクセスします。Facebookへのアクセスがブロックされ、下記画面が表示されます。


    FirefoxからFacebookへアクセスします。同じようにアクセスがブロックされます


    EdgeからFacebookへアクセスします。同じようにアクセスがブロックされます


    hostsファイルを設定するよりもPCにインストールされているセキュリティソフトを利用することで簡単にWebアクセス制御を設定することができました。セキュリティソフトによっては利用するPCを集中管理できる製品もあります。Webアクセス制御だけであればこういったセキュリティソフトの利用も良いかもしれません。

    余談:
    • 設定後、利用する可能性がある全てのブラウザから動作チェックをした方が良い
    • 利用する製品のWindows10対応バージョンを念のため確認した方が良い。

    それでは。