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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2024年11月29日金曜日

vCenter インストール時の 1ノード vSAN について確認してみる。vSAN構築準備編(ちょっとした分散仮想スイッチの使い方)

今回は前回に続き、vCenter インストール時の 1ノード vSAN について確認を進めていきたいと思います。
インストール後、ホストを追加して通常のvSANを構築するための準備回です。
主に分散仮想スイッチの話になりますかね。

vSAN構築前の準備として、ホストを追加します。

分散仮想スイッチを作ります。 標準仮想スイッチでもいいんですが、こっちのほうが楽なので・・・(後で説明します。
MTUは9000にしておきます。

vSAN用とvMotion用のポートグループも作っておきます。

ここで、作成したvSAN用の分散ポートグループを右クリックします。
「VMkernelアダプタの追加」をクリックします。

全台のESXiをチェックします。

vSANの機能をチェックします。

1台分のネットワーク設定をします。
そして、残りはオートフィルが使えるのでそれで設定します。
これが楽で分散仮想スイッチを使いたかったんですよね。
オートフィルを使うとこちらは連番で自動入力してくれます。
サブネット側もやっていきましょう
こちらは使う値は全部一緒なので自動で全部同じにしてくれます。

vMotionについても同じように作成し、ホストのVMkernel構成を見てみると以下のように作成されます。 1台1台やるとIPがズレてたりしますが、この方法ならそういう事がないので安心です。

これで準備が整いました。
次回はいよいよ1ノードvSANに他ホストを追加していきたいと思います。