このブログを検索

この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


ラベル #Photon OS の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル #Photon OS の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2022年3月24日木曜日

VMware Photon OSでお手軽Zabbix検証環境構築


こんなことありませんか?

ちょっとした監視環境が欲しい、、
インターフェイスのトラフィックをちょっとだけ監視したい、、

そんなちょっとした「監視」のためにわざわざ環境をインストールするのってちょっと手間ですよね。。そんなときに見つけた「DockerでZabbixを動かす」魔法の1行。

docker run --name zabbix-appliance -t -p 10051:10051 -p 80:80 -d zabbix/zabbix-appliance

 DockerをZabbixで動かす詳細は、こちらのブログをご確認ください。

    Zabbix 5.0 LTS Docker版 起動からログインまで

    https://qiita.com/cloudsnow/items/92fba5506f53300aa87c

    Docker Compose利用せずにたった1行で。とても便利!!ありがたい。。

Docker環境、「VMware Photon OS」で簡単に用意できます。

    Downloading Photon OS

上記URLよりOVAでダウンロードして検証環境でデプロイすれば、あっという間、、短時間でZabbixを試せます。

 お手軽環境を入手するまでの5ステップ

 ①Photon OSを任意の環境へデプロイ
 ②Photon OSを起動(IPアドレスはDHCPで入手)
 ③初期パスワード変更:changeme ⇒ 任意のパスワードへ
 ④Docker起動:systemctl start docker
 ⑤先ほどの魔法の1行


「VMware Workstation」を利用すれば、自分の検証PCでもすぐに環境できちゃいます。

    VMware Workstation 16 Player

    VMware Workstation Pro 
    https://www.vmware.com/products/workstation-pro/workstation-pro-evaluation.html

ほんと、あっという間です。


インストールで時間を取られることもなし!

必要リソースも最小で!ちょっと確かめたいときにはとても便利かな、、と思います。

それでは。

2018年11月10日土曜日

【VMware】Photon OSについて調べてみた

すでに何回かPhoton OSについて操作してみた内容のブログを書きましたが、改めてPhotonOSについて調べてみたのでその内容を書きます。

PhotonOSって何だ?
  • Photon OSとは
Project Photon OS™は、クラウドネイティブアプリケーション、クラウドプラットフォーム、およびVMwareインフラストラクチャ向けに最適化されたオープンソースの最小限のLinuxコンテナホストです。

  • Photon OSの特徴
    • VMwarevSphere®最適化
      • Linuxカーネルは、Photon OSがvSphere上で実行されているときのパフォーマンスに合わせてチューニングされる。
    • セキュリティ強化
      • カーネルやその他のオペレーティングシステムは、セキュリティを重視して構築されている。
      • カーネルはKernel Self-Protection Project (KSPP)の推奨に基づいて構築されている。
    • 整理されたパッケージとリポジトリ
      • パッケージには強化されたセキュリティフラグが組み込まれている。
    • セキュア EFIブート
    • セキュアなリモート管理
      • Photon管理デーモンは、コマンドラインユーティリティ、Python、またはRESTによるAPIコールを使用して、リモートのPhoton OSマシン上のファイアウォール、ネットワーク、パッケージ、およびユーザーを安全に管理する。
    • 永続ボリュームのサポート
    • コンテナのサポート
      • Photon OSにはDockerデーモンが含まれる。
      • MesosやKubernetesなども動く。
    • Project Lightwave 統合
    • 効率的なライフサイクル管理
      • Photon OSは、管理、パッチ、および更新が容易。
      • コンテナパッケージのセキュリティパッチやアップデートはタイムリーに更新される。
  • 現在提供中のOSバージョン
    • 2.0
    • 3.0(ベータ)
  • Photon OSを動かせる場所
    • VMware製品
      • VMware vSphere、Workstation Pro、VMware Fusion
    • パブリッククラウド
      • Microsoft Azure
      • Google Compute Engine(GCE)
      • Amazon Elastic Computeクラウド(EC2)
    • ARM64(バージョン3.0より対応:現在ベータ版)
      • Raspberry pi 3
  • PhotonOSの提供方法
    • ISO
    • OVA
    • Amazon Machine Image (AMI)
    • Google Compute Engine image
    • Azure VHD
  • 必要要件
    • RAM 2GB(推奨)
    • ディスク 512MB(最小)
      • ISOのフルバージョンの場合
        • 8GB   Fusion、Workstation
        • 16GB vSphere
  • 2つの提供バージョン
    • minimal version
      • パフォーマンス重視。実行コンテナに合わせて調整された軽量ホスト。
    • full version
      • アプリケーション開発、テスト、および展開のパッケージが含まれる。
  • ライセンス
    • オープンソースライセンス
  • 提供場所
GitHub Project Photon OS™ by VMware
https://vmware.github.io/photon/
  • Photon OS Wiki
https://github.com/vmware/photon/wiki
  • Photon OS Wiki FAQ
https://github.com/vmware/photon/wiki/Frequently-Asked-Questions 
       FAQにいろいろと細かい情報が書いてあるのでみると面白いかも。
  • Photon OS Administration Guide
https://github.com/vmware/photon/blob/master/docs/photon-admin-guide.md

2018年9月24日月曜日

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その7 WordpressのデータベースにIDCFクラウドのRDBを利用してみた

今回はIDCFクラウドに作成したPhotonOS上のWordpressコンテナとIDCFクラウドのRDBを利用してWordpressコンテナの初期セットアップをしてみます。RDBはすでに作成済みです。RDBを作成した時の記事はこちらです。今回利用するIDCFクラウドRDBのFQDNを確認します。


Wordpressコンテナにアクセスして初期セットアップのパラメーターを設定します。今回、以下のパラメーターを設定します。設定して”送信”をクリックします。

  • データベース名:wordpress
  • ユーザー名:root
  • パスワード:任意のパスワード
  • データベースのホスト名:IDCFクラウドRDBのFQDN



WordpressコンテナからIDCFクラウドのRDBに接続できました。”インストール実行”をクリックします。


インストールに必要なパラメーターを設定します。パラメーターを設定して”Wordpressをインストール”をクリックします。


インストールが完了しました。 Wordpressにログインします。


設定画面が表示されました。


WordpressのWebページを閲覧できることを確認します。


今回、PhotonOSのコンテナ環境とIDCFクラウドのRDBを合わせて利用してみました。簡単に環境構築ができて良いですね。それでは。

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その6 PhotonOSでWordpressを動かしてみた


今回はPhotonOSでWordpressコンテナを動かしてみます。仮想マシン作成後、PhotonOSでDockerデーモンを起動していなかったのでDockerデーモンを起動します。仮想マシンのブート時にDockerを自動起動するように設定しておきます。


docker runコマンドを使用してDocker HubからWordpressの最新イメージをダウンロードしてWordpressコンテナを起動します。使用する外部アクセスポートは8081ポートとします。


Wordpressコンテナが起動しました。しかし、何らかの原因でTCP8081だと接続できませんでした。その為、IDCFクラウドのポートフォワードおよびファイアウォールにTCP8088の通信許可を設定してから8088ポートを利用したWordpressコンテナを起動しています。


手元のPCのブラウザからWordpressコンテナへアクセスします。Wordpressの初期セットアップ画面が表示されました。ブラウザのURLより8088で通信できていることを確認します。メニューより”日本語”を選択して”続ける”をクリックします。


初期セットアップに必要な項目が表示されます。”さあ、始めましょう!”をクリックします。


データベース設定画面が表示されました。


今回はWordpressのデータベースにIDCFクラウドのRDBを利用してみたいと思います。まだRDBの設定をしていないので、次回、IDCFクラウドのRDBを設定します。今回はこの辺で。

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その5 PhotonOSにユーザーを追加

PhotonOSにSSHで接続する場合、デフォルトではrootユーザーでログインすることができません。なので、SSHで接続するためのユーザーを新規作成します。手順は以下のブログを参考に行います。
にほんごVMware
Photon Linux への SSH ログイン。
上記ブログを参考にして実際に設定してみました。今回は以下のユーザーを作成しています。
作成したユーザー:photon-user01


この作成したユーザーアカウントを利用してPhotonOSの仮想マシンにSSHでログインします。


ログインできたことを確認します。


短いですが、今回はこの辺で。次回は、PhotonOSにWordpressのイメージをダウンロードしてWordpressコンテナを動かしてみます。それでは。

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その4 IDCFクラウドにポートフォワードとファイアウォールを設定


作成したPhotonOSの仮想マシンにインターネット経由で直接接続できるようにIDCFクラウドのゲートウェイにポートフォワードとファイアウォールの設定を変更します。まずはIPフォワードから設定します。左メニューより”IPアドレス”をクリックします。表示された”IPアドレス”画面よりIPアドレス名(今回は”(no name)”)をクリックします。ポップアップ表示されたメニューの上部メニュータブより”ポートフォワード”をクリックします。


今回は、以下の設定を追加します。
PhotonOS-1:SSH接続用”TCP22”
PhotonOS-2:コンテナ接続用”TCP8081”
PhotonOS-3:コンテナ接続用”TCP8082”

まず、SSH接続用のPhotonOS-1を設定します。パラメーターを設定して”+”アイコンをクリックします。


ポップアップが表示されます。”はい”をクリックします。


”PhotonOS-1”が追加されました。


同様にPhotonOS-2、PhotonOS-3の設定も追加します。


次にファイアウォールを設定します。今回は私の自宅からのアクセスのみ許可します。以下のように設定します。
PhotonOS-1:ソースCIDR ”MyIP”、TCP22
PhotonOS-2:ソースCIDR ”MyIP”、TCP8081
PhotonOS-3:ソースCIDR ”MyIP”、TCP8082

まず、PhotonOS-1を設定します。パラメーターを設定して”+”アイコンをクリックします。


ポップアップが表示されます。”はい”をクリックします。


PhotonOS-1のSSHを許可する設定が追加されました。


同様にPhotonOS-2、PhotonOS-3の設定を追加します。


PhotonOSへインターネット経由でアクセスできるようになりました。
次はPhotonOSにSSH接続用のユーザーを追加します。それでは。

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その3 PhotonOSインストール


前回の続きです。作成した仮想マシンにPhotonOSをインストールします。仮想マシンのコンソールを表示してPhotonOSのインストール画面が表示されることを確認します。”Install”を選択してEnterキーを押下します。エンドユーザーライセンス契約(EULA) の内容を確認して<Accept>でEnterキーを押下します。


使用するディスクを設定します。デフォルト設定のまま<Auto>を選択してEnterキーを押下します。


使用するディスクを消去しても良いか確認されます。”Yes”を選択してEnterキーを押下します。


インストール方法の選択画面が表示されます。今回は”Photon Minimal”をインストールします。”Photon Minimal”を選択して<Next>でEnterキーを押下します。
各種パラメーターの詳細を確認する場合は以下URLより確認してください。
Step 10: Select an Installation Option
https://github.com/vmware/photon/wiki/Running-Photon-OS-on-vSphere#step-10-select-an-installation-option


仮想マシンがESXiホスト上で起動していることが認識されるとLinuxカーネルの選択画面が表示されます。”Hypervisor optimized”を選択して<Next>でEnterキーを押下します。


ホスト名の設定画面が表示されます。今回はデフォルトのまま<Next>でEnterキーを押下します。


PhotonOSにログインするパスワードを設定します。パスワードを入力して<Next>でEnterキーを押下します。


パスワードポリシーにひっかかると以下のようにエラーが表示されます。


パスワードの確認画面が表示されます。再度パスワードを入力して<Next>でEnterキーを押下します。


インストールが開始されます。


インストールが完了しました。インストール後、再起動されます。


再起動後、ログイン画面が表示されることを確認します。


次回はPhotonOSをインターネット経由で直接操作するためにIDCFクラウドのポートフォワードとファイアウォールを設定します。それでは。

【IDCFクラウド】IDCFクラウドにPhoton OSをデプロイしてみた その2 仮想マシン作成


IDCFクラウドにPhoton OSをインストールする仮想マシンを作成します。”仮想マシン作成”をクリックします。表示されたメニューからパラメーターを設定します。マシンタイプより1CPU2GB RAMの仮想マシン”light.S2”を選択して画面を下へスクロールします。


イメージのISOタブより前回アップロードしたISOを選択します。画面を下へします。


”Photon OS 2.0”を選択します。


”ボリューム”より仮想マシンのディスク容量を設定します。今回は16GBにします。”SSH Key"より仮想マシンで利用するSSHキーを設定します。今回は新規作成します。”作成”を選択して”SSHキー名”を入力後、”作成”をクリックします。


ポップアップが表示されます。”はい”をクリックします。


SSHキーを任意の場所に保存します。


”詳細情報”より”仮想マシン名”と”IPアドレス”を設定します。今回は以下を設定します。
仮想マシン名:PhotonOS
プライベートIPアドレス:DHCP



”確認画面へ”をクリックします。


設定内容を確認します。画面を下へスクロールします。


”作成”をクリックします。


仮想マシンの作成が開始されます。


仮想マシンの作成が完了しました。コンソールを表示します。仮想マシン
名”PhotonOS”をクリックします。


仮想マシンの詳細画面が表示されます。上部タブより”コンソール”をクリックします。


”コンソールアクセス”をクリックします。


PhotonOSのインストール画面が表示されていることを確認します。


長くなるのでこの辺で。次回はPhotonOSをインストールします。