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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2018年7月30日月曜日

July Tech Festa 2018に参加してきた

July Tech Feasta2018に参加してきました。

July Tech Feasta2018
https://2018.techfesta.jp/

私は昨年に続き2度目の参加でした。私は超早割でチケットを購入できたのでチケット代は500円でした。しかも、飲み物、昼食付でこの値段です。激安です。セッションも面白くて勉強になるものばかり。来年も参加したいと思います。

私が参加したセッションはこれです。



11:15-12:00
G10: Ansible with「AWX」 の世界へようこそ
レッドハット 齊藤 秀喜 氏 

13:00-14:15
D20: 高速Software Switch/Router開発から得られた高性能ソフトウェアルータ・スイッチ活用の知見
NTT未来ねっと研究所 日比 智也 氏、NTT Com 城倉 弘樹 氏

14:00-14:45
F30: ヤマハでパブリッククラウドもモバイルもISDNも全部つないでみる
ヤマハ株式会社 音響事業本部 事業統括部 SN事業推進部 国内営業グループ 主幹 平野 氏

15:15-16:00
G40: Cloud Nativeな俺のCI/CD環境 〜 GitLab x Rancher で夢見るイケてる世界 〜
レッドハット株式会社 北山 晋吾 氏 日本ヒューレット・パッカード(株)塚本 正隆 氏

16:15-17:00
G50: イゼルローン要塞攻略に学ぶ、エンジニアの戦略思考
レッドハット株式会社 中島 倫明 氏



Ansible AWX、Rancher、GitLab近いうちに触ってみようと思います。
”イゼルローン要塞攻略に学ぶ、エンジニアの戦略思考”もとても面白かったです。
私は銀河英雄伝説を知りませんでしたが、とても勉強になりました。

来年の参加時の注意点。セッション会場の移動は早めにすべし。
セッション開始時間のおおよそ5分前からセッションが開始されたものがいくつかありました。なので、早めに会場へ移動する方が良いと思います。私は早めに始めることには賛成です。その分、話を長く聞けると思いますし。

今年のセッション資料、TwitterをTogetterでまとめてくれた方がいました。とても助かりました。ありがたい。。。

Special Thanks! @stereocat,@Juju_62q

July Tech Festa 2018 #JTF2018 ツイートまとめ
https://togetter.com/li/1251525

July Tech Festa 2018スライドまとめ
https://qiita.com/Juju_62q/items/56277093e1dc0df9a5bc

また来年も参加したいと思います。超早割をまたゲットしたい。

2018年7月9日月曜日

【VyOS】GitHubに公開されているVyOSのスクリプトを試してみよう その2 Vyatta-Clone-Helper

【VyOS】GitHubに公開されているVyOSでできることを試してみよう その2
Vyatta-Clone-Helper


VyOSをテンプレート化したりクローンして利用したいことがあります。しかし、テンプレート化、クローンするとインターフェースの設定がずれてしまうことも。。。例えばこんな感じです。
例:
テンプレートした時   テンプレートから展開した時
eth0、eth1、eth2            eth3、eth4、eth5
これを解消してくれるスクリプトがVyatta-Clone-Helperです。
実際に試してみましょう。今回は以下流れでやってみます。
  1. クローン元になるVyOSに”Vyatta-Clone-Helper”スクリプトを保存
  2. クローン実行
  3. クローンして作成したVyOSで”Vyatta-Clone-Helper”スクリプトを実行
  4. 再起動
  5. クローンして作成したVyOSを確認
<1.クローン元になるVyOSに”Vyatta-Clone-Helper”スクリプトを保存>
クローン元になるVyOSに”Vyatta-Clone-Helper”スクリプトを保存します。
まず、クローン元のVyOSにGitHubのページへアクセスします。
Vyatta-Clone-Helper/clear-nic-hw-id.pl
https://github.com/ivanilves/Vyatta-Clone-Helper/blob/master/clear-nic-hw-id.pl
GitHubにアクセスしたら”clear-nic-hw-id.pl”の内容をコピーします。


~ 中略 ~


クローン元のVyOSにログインします。GitHubでコピーした”clear-nic-hw-id.pl”を利用してVyOS内の任意の場所にスクリプトを作成します。今回はログインユーザーのホームディレクトリに作成します。viコマンドでファイルを作成します。


GitHubでコピーした”clear-nic-hw-id.pl”を貼り付けて保存します。


スクリプトが作成されました。


ファイルのパーミッションを変更します。


クローン元のVyOSのConfigを確認します。
インターフェースはeth0、eth1が利用されています。


<2.クローン実行>
クローン元の仮想マシンをクローンします。

<3.クローンして作成したVyOSで”Vyatta-Clone-Helper”スクリプトを実行>
クローンして作成したVyOSにログインしてコンフィグを確認します。
インターフェースはeth2、eth3が設定されています。


クローンして作成したVyOSで”Vyatta-Clone-Helper”スクリプトを実行します。

./clear-nic-hw-id.pl

スクリプト実行後、VyOSを再起動します。


再起動後、再度ログインしてコンフィグを確認します。
クローン元のVyOSと同じくインターフェースeth0、eth1が利用されています。


クローンしてインターフェース設定が変更されてもこのスクリプトを実行することで簡単にクローン元と同じインターフェース設定に戻すことができます。
今回はこの辺で。それでは。

2018年7月5日木曜日

【VMware Workstation】Workstation Tech Preview 2018を試してみよう


Workstation Tech Preview 2018が公開されました。
Workstation Tech Preview 2018 Now Available for Testing
https://blogs.vmware.com/workstation/2018/06/workstation-tech-preview-2018.html
Workstation Tech Preview 2018で搭載された新機能はこちら。

  • DirectX 10.1対応
  • REST API
  • Windows 10の高DPIサポート
  • vCenterに接続するときのESXiホスト/クラスタビュー
  • 仮想マシンへのUSB自動接続
  • LinuxホストWaylandのサポート

詳細はインストールした後に確かめられるものは確かめてみたいと思います。
早速ダウンロードしてみます。以下のURLへアクセスします。
https://communities.vmware.com/community/vmtn/beta/workstation-pro/overview
My VMware のページが表示されます。
My VMware のアカウントでログインします。


ログインすると下記画面が表示されます。
”Tech Preview 2018 Download” をクリックします。


下記画面が表示されます。画面を下へスクロールします。


Windows、Linux、ソースコードからダウンロードできます。
Windows版をダウンロードします。"Download Now"をクリックします。


エンドユーザーライセンスアグリーメントが表示されます。
内容を確認してチェックボックスを有効にします。最後に"Accept"をクリックします。


ダウンロードのポップアップが表示されます。
任意 の場所にダウンロードします。


ダウンロードされました。約530MBあります。


インストーラーを起動してインストールします。インストール完了。しばらくこれを使ってみます。




2018年7月3日火曜日

【VyOS】GitHubに公開されているVyOSのスクリプトを試してみよう その1 まずは調査と計画


VyOSで利用できる各種スクリプトがGitHubで公開されています。
VyOS Project Community
https://github.com/vyos
公開されているものの中からいくつか試してみたいと思います。
私が確かめてみたいのは以下の機能です。

Vyatta-Clone-Helper/clear-nic-hw-id.pl
https://github.com/ivanilves/Vyatta-Clone-Helper/blob/master/clear-nic-hw-id.pl

VyOSで以下もできるようなので別途試してみたいと思います。
・OpenVPN
・Remote VPN
・PPTP
・GRE
・L2TPv3
・NHRP
・PPPoE終端
・VRRP
・クラスタ
・802.1q
・VXLAN
・QoS
・LLDP
・netflow (+pmacctも試してみる)

探している中でVyOSのブログにいくつか面白い記事がありました。
これもそのうち確かめてみたいと思います。
1つめ:サイト間OpenVPN
Take a third option: site to site OpenVPN
http://blog.vyos.net/take-a-third-option-site-to-site-openvpn

2つめ:NAT配下にあるVyOS間でRSAを利用したIPSecVPN
How to setup an IPsec connection between two NATed peers: using id's and RSA keys
http://blog.vyos.net/how-to-setup-an-ipsec-connection-between-two-nated-peers-using-ids-and-rsa-keys

また、下記ページではパケットのフローが詳細に紹介されています。
これは良いです。
Interaction between IPsec and NAT (on the same router)
http://blog.vyos.net/interaction-between-ipsec-and-nat-on-the-same-router

調べてたら次期メジャーバージョンの1.2からはPPPoEサーバーも利用できるようになるらしい。楽しみ。

2018年7月2日月曜日

July Tech Festa 2018 事前準備:当日聞きたいセッションをまとめてみた



昨年参加したJuly Tech Festa 2018に今年も一般参加者として参加することにしました。
今年の開催日は7月の最終週の日曜日7月29日です。開催日まで1か月を切り事務局からセッションアンケートや希望するお弁当のアンケートが届き始めました。当日のセッションが発表されたので当日私が聞きたいセッションをまとめてみました。当日、何にしようかなぁと迷っていると移動で時間ロスしそうなので、、、。

<私が聞きたいセッションのまとめ>
10:00-11:00
[A00] Preferred Networksの機械学習クラスタを支える技術
11:15-12:00
[G10] Ansible with「AWX」 の世界へようこそ
13:00-13:45
[E20] ハイパフォーマンスコンピューティング向けコンテナ技術 "Singularity" と NVIDIA GPU Cloud で作るハイブリッド機械学習環境の構築
14:00-14:45
[F30] ヤマハでパブリッククラウドもモバイルもISDNも全部つないでみる
15:15-16:00
[G40] Cloud Nativeな俺のCI/CD環境 〜 GitLab x Rancher で夢見るイケてる世界 〜
16:15-17:00
[G50] イゼルローン要塞攻略に学ぶ、エンジニアの戦略思考

当日のタイムテーブル
https://2018.techfesta.jp/timetables

今から当日が楽しみです。