先日、ネットワークの検証をしていた時の話。。
検証時にVyOSを利用していたら、利用したい機能が
OSバージョン1.1.8では搭載されていないことが判明。
久々にVyOSのサイトをのぞきに行ったら、なんとびっくり。
サイトがだいぶ変わっとる。。。
サイトはこちら。
VyOS
VyOS、だいぶ変わりましたね。
今回、久々にサイトを見て知った新たな発見。。
その1:LTS版ソフトウェア提供が有償に、、
個人利用でも年間$660、、。私には高いわ。。
無償は、ローリング版のみ。
このブログ投稿時の最新は、安定版が1.2.6、ローリング版は1.4。
検証で簡単に試すくらいならローリング版でも十分かなと思います。
ちなみにバージョン1.1.8もまだダウンロードできるみたい。
ローリング版が嫌な場合は、こっちのほうが良いかも。
https://support.vyos.io/en/downloads/files/vyos-1-1-8-iso
その2:有償サポートも登場、、
OS+サポートがセットになった年間サブスクリプションもできたのですね。
https://vyos.io/subscriptions/support/
その3:ドキュメントが充実した気がする。。
勘違いかもしれませんが、数年前よりも情報がかなり多くて説明が増えた気がします。
VyOSのドキュメント
https://docs.vyos.io/en/latest/index.html
OS変更履歴
https://docs.vyos.io/en/latest/changelog/index.html
バージョン1.2以降では、ルーティングエンジンにFRRoutingを使用しているそうです。
知らなかった。。
VyOS KB
設定のサンプル(ブループリント)
https://docs.vyos.io/en/latest/configexamples/index.html
その4:当たり前ですが)バージョンアップで機能増えてる。。
新しいバージョンだと機能も増えますよね。。
VyOS、PPPoEサーバーやIPoEサーバーになれるのですね。知りませんでした。
そのうち、試してみたいと思います。
https://support.vyos.io/en/kb/articles/pppoe-server
ロードマップも公開されてます。計画にはSD-WANも、、。
今後も新たな機能が追加されそうですね。
その5:フォーラムが活発。。
わからないことを聞く、トラブル時のヒントを探るときに良さそう。。
その6:認定ができてた
年間利用料を払ってたら試験費無料、払ってないなら$200
どんな問題がでるのか興味はあります、、。
https://vyos.io/certification/
まとめ
VyOS、まだまだ人気あるのかなと思いました。
嬉しいことにドキュメントはかなり充実した気がします。
今回ふらっとサイトを見てみたら、
PPPoEサーバーなど知らなかった機能を発見できてよかったです。
開発による機能追加は続いているようなので、今後もチェックしたいと思います。
余談
検証時やちょっとしたときにあると便利なソフトウェアルーター。
今までとりあえずVyOSで、、と思い利用していましたが、
VyOS以外にもソフトウェアルーターっていくつかありますよね。
今後はVyOSだけでなく、FRRouting、SEILなど他のソフトウェアルーターも
試してみたいと思います。
FRRouting
IIJ SEIL(有償ですけど。Amazonで売ってます。)
それでは。