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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2019年12月25日水曜日

VCSA(仮想マシンポートグループ)とESXi(管理用vmkernelポート)を分散仮想スイッチ上に移動するちょっとしたお作法

こんにちは。
私です。

自分で検証する際、普段は管理系のネットワークはメンテナンス性を重視して標準仮想スイッチを使う
のですが、要件としてVCSAやESXiの管理ネットワークも分散仮想スイッチ上に移動して検証しないと
いけないものがありました。

実際に環境を作る際、少し考慮しないといけないことがあったり、元の標準仮想スイッチに戻すのも
面倒だったりとあったので書いとこうと思います。

<<何が問題だったか>>

    ・分散仮想スイッチににvmnicが追加されてない状態で、元の仮想スイッチからVCとESXiの
      管理ネットワークを移行する際、vmnicも一緒に移動するとエラーになる。

    ・一度分散仮想スイッチ上に移動したスイッチを元の標準仮想スイッチに移行するGUI操作はない。

この2点ですね。

管理ネットワークを元の標準仮想スイッチに戻すというのは、GUI上ではないというだけでDUCIで以下の
項目から、元に戻すか初期化するかを選べます。
(分散仮想スイッチ上に移動していない場合はグレーアウトしています。)

GUIでは一方通行で一度分散仮想スイッチ上に移動したら戻させないというVMwareの熱い意志があるのでしょう。

では、私が行った管理ネットワークの移行時ににどのようなメッセージが出てしまったのか、手順と一緒に
ご覧ください。
まず、移行前の状態がこちら。
標準仮想スイッチに、管理用vmkernelポートとVCSAの仮想マシンが接続しています。

では、分散仮想スイッチに移行してみましょう。
移行するホストを選びます。
 利用しているvmnicと一緒に各ポートグループを移動します。

移行を開始すると最初はうまく処理が進んでるように見えるのですが・・・
エラーとなってしまいます。


推測ですが、VCSAが仮想マシンなので、仮想マシンのネットワークを切り替える際に仮想NICが一度切り離されます。
そのタイミングで通信ができなくなるため、ESXiとも通信ができなくなりエラーが発生してしまうのでしょう。
(うまいことやってくれないもんですかねぇ・・・)

解決策としては、未使用のvmnicを利用して移行を実施し、移行完了したら仮想スイッチに残ったvmnicを
分散仮想スイッチに付け替えて、分散仮想スイッチのNICチーミングで利用するvmnicを整理するという
方法になります。

他にも、ESXiと通信可能な別の仮想スイッチにVCSAを移動させESXiだけ先に分散仮想スイッチに移行する
などが考えられれますが、おそらくこれが一番楽でしょう。

というわけで、改めて移行をやってみます。
今度はvmnic0ではなく、vmnic1をアップリンクとして追加しました。
 ここから先は先ほどと同じになります。


処理を実施してみましょう。



今度はエラーにならず、処理が完了しました。