vSphere7がリリースされ最近早くもUpdate1もリリースされたようです。
この世界のスピードには相変わらずついていくことができませぬ。
そんなSEが私一人ではないと思いたい・・・
とはいえ、なんだかんだと、そんな私でもSEを10年以上続けられたという事実がございます。
それは、ひとえに、どこの誰かは存じませぬが私が知らない情報をまとめてネットで見られるように
してくださった同じSEの方々がいらっしゃったから。
そんな私ですが、vSphereに関しては長いことついあってきた製品であり、少しばかり知見があります。
しかしながら、元となっている知識が3系、4系、5系と古くここらで改めて最新の知識を得ておくべきと
思い、vSphere7 についてあれこれ調べていくシリーズをブログでやっていこうと思いました。
今月のこの記事を第一回として毎月1本のペースで3月までブログを書いていきたいと思います。
まず、vSphere7でどんな新機能が追加されたのかですが以下のサイトを確認しました。
Introducing vSphere 7: Features & Technology for the Hybrid Cloud
https://blogs.vmware.com/vsphere/2020/03/vsphere-7-features.html
大きくアピールされているのは以下の機能のようですね。
・vSphere with Kubernetes
・Improved Distributed Resource Scheduler (DRS)
・Assignable Hardware
・vSphere Lifecycle Manager
・Refactored vMotion
・Intrinsic Security
このほかにも、仮想ウォッチドックなどの新しい機能があるようです。
vSphere with Kubernetesについては、少し前に記事にしたのでこのシリーズでは取り扱いません。
上記の残りの5を来月から記事にしていきたいと思います。
では、今月は何かといいますと。。。
私が個人的に気になる、新しいOSのサポートとVC/ESXi/仮想マシンの上限の値について調べておきたいと思います。
いつの間にか『構成の上限』がPDFから検索サイトになっていたで見つけるのに苦労しました。
サイトの構成も結構変更するのでこの辺の目当ての物を見つける作業は結構慣れが必要かと個人的に思います。
「VMware Configuration Maximums」
https://configmax.vmware.com/home
Select Productで「vSphere」を選択し、「Select Version」で見たいバージョンを選択。
最後に、「All Categories」から見たい項目(複数選択可)を選ぶと見れます。
仮想マシンのCPU(256→768)やメモリ(6128GB→24TB)がvSphere7 U1からすごく強化されていますが・・・
これを必要とするマシンっていったい何を動かすんだろうとそっちが気になるw
一方、ゲストOSサポートは新しく追加されたものはほとんどないようですが、Tech PreviewやLegacyの
状態になっていたものが取り払われているように見えます。
しかし、実際は状況は変わってない(表記漏れ)かもしれないので、LegacyやDepricatedの物については
要注意が必要かと思います。
話はそれますが、最近は仮想マシンにandroidのOSを入れられるようで、開発もこっちでやってたり
するんですかねぇしみじみと時間の流れを感じます。
「VMware Compatibility Guide」
https://www.vmware.com/resources/compatibility/search.php
来月は、vMotionの改良について調べたいと思います。