前回、Rancharを構築してKubernetesを管理下に置いてみました。
今回は、作業用のユーザーをデフォルトの設定で作成してクラスタが操作できるようにクラスタのメンバーに追加する作業を行ってみます。
まずは、ユーザーの作成を行います。
「CONFIGURATION」から「Users&Authentication」を選択します
「Create」からユーザーの作成を行います。
作成自体はユーザー名を入れて、パスワードを設定し「Create」をするだけで可能です。
今回は使用しませんでしたが、チェックボックスで次回ログイン時にパスワードを変更させたり、ランダムでパスワードを生成したりもできるようですね。
細かい権限設定もできるようですが、それはまた今度調べたいと思います。
今回は「user01」を作成してみます。
作成したuser01で再ログインしてみます。
作っただけではログインしても以下のように何も操作できない状態となります。
では、このユーザーにアクセスを行わせるクラスタへ権限の付与を行いましょう。
adminでログインしなおします。
ユーザーに操作させたいKubernetesクラスタをクリックします。
「Cluster Members」を表示し「Add」をクリックします。
「Select Member」で追加したいユーザー検索して設定します。
今回は先ほど作成した「user01」になります。
user01がクラスタのメンバーとして追加されました。
この状態で改めてログインすると、先ほど権限をくっつけたk8s-1クラスタが表示されました。
今回はここまでにします。
次回は、管理者権限と比べてどんなことが制限されているのか見ていきたいと思います。