今回はちょっと面白い K Bを見つけたので紹介がてらやってみようと思います。
どんな KB かといいますと、ESXi の root パスワードを忘れちゃったときにホストプロファイルで修正するというものです。
kb:https://knowledge.broadcom.com/external/article/321439/esxi-root.html
そもそもホストプロファイルとは何ぞやという方のために軽く説明すると『ESXi ホストの設定をテンプレート化し、複数のホストに一貫した設定を適用できる機能』となります。
例えば、ネットワーク設定やストレージ構成、セキュリティ設定などをホストプロファイルとして保存し、それを他の ESXi ホストに適用することで同じ設定にすることができるというものです。
詳細は公式ドキュメントの以下をご確認ください。
https://techdocs.broadcom.com/jp/ja/vmware-cis/vsphere/vsphere/8-0/host-profiles-8-0/what-are-vsphere-host-profiles.html#GUID-0E5BF330-A765-4CDB-A97C-1D8C26260E5A-en
早速やっていきたいと思います。
今回はつまり、ESXi の root に関する設定をホストプロファイルで作成し、ESXi に適用することでわからなくなってしまったパスワードを修正するということです。
中々機転の利いた使い方だなぁと思いました。
まず、vCenter にログインしホストプロファイルを表示します。
元となるホストからホストプロファイルを抽出して使うので、「ホストプロファイルの抽出」をクリックします。
抽出する ESXi を選択して「次へ」をクリックします。
ホストプロファイルの名前を設定して「完了」をクリックします。
これでホストプロファイルが作成できました。
このホストプロファイルを編集してパスワードを上書きさせます。
リンクからホストプロファイルの詳細に移動してください。
「アクション」から「ホストプロファイルの編集」をクリックします。
余計な部分まで変更しないように一旦チェックボックスをすべて外します。
以下のようにたどって「root」を表示し、パスワードで「固定パスワード設定」を選びます。
変更するパスワードを入力して「保存」をクリックします。
これでパスワードを上書きするホストプロファイルができました。
パスワードの上書を行うため、ホストプロファイルを対象の ESXi に添付します。
「アクション」から「ホスト及びクラスタの添付/分離」をクリックしてください。
ホストプロファイルを添付する ESXi を選択し「保存」をクリックします。
添付したホストプロファイルがESXiの状態と一致しているかをチェックするため、「アクション」から「ホストプロファイルのコンプライアンスの確認」をクリックします。
処理が完了すると「最近のコンプライアンスエラー」にホストプロファイルを添付した ESXi が出てきます。
これは現在使用しているパスワードと、ホストプロファイルに設定したパスワードが異なっているためです。
いよいよ現在使っているパスワードを、ホストプロファイルで設定したパスワードに変更します。
「アクション」から「修正」をクリックしてください。
修正を行うホストを選択して「修正」をクリックします。
処理が完了すると、コンプライアンスエラーが無くなり準拠に数えられます。
これで ssh 等から ESXi にログインする際に、ホストプロファイルで設定したパスワードを使用してログインができるようになっているはずです。
今回は以上となります。