私は検証でよくVyOSを利用します。VyOSは必要なコンピュートリソースも少なく、インストールに利用するイメージサイズも小さい為、色々な場所で簡単に利用できてとても便利です。今回はDNSフォワーディングを設定してみます。VyOSにDNSフォワ-ディングを設定しておくとクライアントノードのDNS参照先をVyOSにすることができます。今回は2回に分けて下記内容をご紹介します。
<VyOSでDNSフォワーディング>
- DNSフォワ-ディング:基本設定
- DNSフォワ-ディング:特定ドメインを指定DNSへフォワーディング ← 今回
前回は、DNSフォワ-ディングの基本設定をしました。
今回は、特定のドメインを指定したDNSへフォワーディングする設定を追加します。
今回は以下を追加します。
- フォワーディングするドメイン:lab.local
- フォワーディング先:AD・DNS
AD情報は下記となります。
set service dns forwarding domain lab.local server 192.168.129.135
commit
DNSをVyOSに設定したノードからad.lab.localへPingするとReplay応答が返ってきます。
今回はこの辺で。それでは。