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個人の責任において情報活用をお願いします。


2018年12月3日月曜日

【Nutanix-CE】Nutanix CEを試してみた その3 Nutanix CEをインストールしてみた


このブログは、Advent Calendar 2018 大國魂(ITブログ) の3日目です。

前回は、Nutanix CEのTest Driveを利用してみた感想とNutanix CEのインストール準備をしました。今回はNutanix CEをインストールしてみます。

<Nutanix-CEを試してみた>


それでは始めます。
今回は、以下のブログ記事を参考にNutanix CEをインストールしてみました。
今回の利用した環境は、以下となります。
  • vSphere:6.5
  • ストレージ:QNAP
  • Nutanix CE:ce-2018.05.01-stable
結論を先に書くと、参考にした記事の情報でシングルノードのNutanix CE環境を構築することができました。以下は実際にインストールしたNutanix CEにログインした時のものです。


以下は動いたときの設定のメモです。
  • 作成したNutanix CEの仮想マシン
  • 作成したNutanix CEのCPUとメモリ
  • 作成したNutanix CEのインストール イメージ ファイル
  • 作成したNutanix CEのHot Tier Disk
  • 作成したNutanix CEのCold Tier Disk
  • 作成したNutanix CEが接続しているネットワーク
  • 作成したNutanix CEが接続しているポートグループのセキュリティ設定

すんなりインストールできたか?と言うと、私の設定が抜けてたところもあり、少し時間がかかってしまいました。

~次回のインストール時間短縮のためのメモ~
  • Nutanix CEのログイン画面にアクセスできなかった。
Nutanix CEと同じセグメントにいる作業端末からログイン画面にアクセスできませんでした。作成したNutanix CEのホストへPingは飛ぶが、CVMにはPingが飛びませんでした。仮想マシンのポートグループのセキュリティ設定を再度確認したところ、無差別モード”は”承諾”、偽装転送”が”無効”になっていました。その為、”偽装転送”を”承諾”へ変更したところ、Nutanix CEのログイン画面にアクセスができるようになりました。

  • VMDK ディスクリプタ ファイルの作成
参考にした以下のブログの記事の内容のままで動きました。
ESXi で Nested Nutanix CE を構成してみる。(ce-2018.01.31-stable 対応版)
いくつかのブログでVMDK ディスクリプタ ファイルの記載方法が異なるものもありましたが、私が試した時はこのブログで大丈夫でした。
  • シングルノードの作成方法
私がインストールした時は、インストール画面から”Create Single-node Cluster?"を有効にして作成することができました。
  • 初回ログイン時のパスワード変更
ルールが厳しめでした。デフォルトのパスワードに1文字2文字加えるだけだとダメでした。詳細はまたデプロイした時にキャプチャを撮っておこうと思います。


  • 仮想マシンの利用方法
作成したNutanix CEの上で試しに仮想マシンを動かしてみようと思い操作してみたら、起動はするものの、動きませんでした。
参考にしたブログの記事に記載されていた”ユーザ VM の設定修正”の内容を実行したらVMが動きました。詳細はキャプチャ撮ってないので次回以降で書きます。

Nutanix CEのインストールだけで何回かに分けてブログを書こうかと思っていましたが、すでに公開されている情報であまり時間もかからずにできてしまいました。

次回以降は、構築したシングルノードのNutanix CEで何か試すか、3ノード、4ノードクラスタを作成してみたいと思います。それでは。