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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2019年12月18日水曜日

【Nutanix CE】Nutanix CEを試してみた その13 スナップショットを取得してリストアしてみた。


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前回は、仮想マシンにNutanix Guest Toolsをインストールしてみました。今回はスナップショットを取得して、取得したスナップショットにリストアしてみます。そもそも、Nutanix CEのスナップショットはどのような仕組みなのでしょうか?調べてみました。

Nutanix のスナップショットについては、以下のブログでとてもわかりやすく紹介されているのでそちらをご覧ください。 
NTNX Nutanix AHV におけるスナップショット & バックアップ
インフラ屋とアプリ屋のあいだ
Nutanixスナップショット機能の紹介(その1)



今回は、仮想マシンに変更を加える前にスナップショットを取得して、仮想マシンにアプリをインストール後、スナップショットにリストアしてみます。以下の順でやってみます。

1.コンソールより仮想マシンの確認
2.スナップショット取得
3.仮想マシンにGoogle Chromeをインストール
4.デスクトップにテキストファイルを多数作成
5.スナップショットからリストア
6.VMを起動して取得時の状態に戻ったことを確認

それではやってみます。

1.コンソールより仮想マシンの確認

コンソールより仮想マシンを確認します。前回、Nutanix Guest Toolsをインストールした状態のままです。他には何も設定されていません。今回は試しに仮想マシンの電源をオンにした状態でスナップショットを取得してみます。


2.スナップショット取得

Nutanix Prism Web コンソールの”仮想マシン” 画面よりスナップショットを取得する仮想マシンを選択します。選択して画面を下にスクロールさせ、青い文字で表示された仮想マシンの操作メニューを表示します。


”Take Snapshot”をクリックします。


"Take Snapshot"画面がポップアップされます。スナップショットの名前を入力して”Submit”をクリックします。


スナップショットの取得が開始されました。

スナップショットの取得はすぐに完了しました。仮想マシンの操作メニューの下に表示された”VM Snapshots”タブをクリックすると、取得したスナップショットが表示されます。詳細を確認してみます。”Details"をクリックします。


”Snapshot Details” 画面がポップアップされます。スナップショット取得時の仮想マシンの構成を確認できます。



3.仮想マシンにGoogle Chromeをインストール
仮想マシンにGoogle Chromeをインストールします。


4.デスクトップにテキストファイルを多数作成
Google Chromeのインストールが完了しました。リストア後の違いを簡単に確認できるようにテキストを大量に作成してみました。


5.スナップショットからリストア
スナップショットからリストアしてインストール前の状態に戻します。”Restore”をクリックします。


クリックすると、下記メッセージが表示されます。”はい”をクリックします。


リストアが開始されました。リストアが完了するまで待ちます。


完了しました。タスクを見てみるとVM restoreが100%と表示されています。


仮想マシンを起動します。


6.VMを起動して取得時の状態に戻ったことを確認
起動した仮想マシンにコンソール接続して確認します。インストール前の状態に戻りました。


簡単ですが、このへんで。次回はスナップショットからクローンしてみます。それでは。