今回は「Assignable Hardware」について調べてみました。
ハードウェアとあるので、ハードウェアの機能を何かしら補助したり使用したり
す機能なのでしょう。
ということで、以下のVMwareブログを読んでみます。
Assignable Hardware
https://blogs.vmware.com/vsphere/2020/03/vsphere-7-assignable-hardware.html
chromeの翻訳機能を使うと冒頭から以下のような、具体的に何のことかよくわからないよくある感じの文章・・・
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多種多様な最新のワークロードは、ハードウェアアクセラレータを使用して特定の機能をオフロードし、CPUサイクルを節約し、一般に多くのパフォーマンスを得ることができます。たとえば、通信業界について考えてみましょう。NICとFPGAを利用したネットワーク機能仮想化(NFV)プラットフォーム。または、仮想デスクトップインフラストラクチャ(VDI)の展開でグラフィックアクセラレーションにGPUを使用しているお客様。AI / ML空間は、アプリケーションが使用するようにイネーブルされるワークロードの他の例であるオフロードの計算にGPUをします。vSphereでハードウェアアクセラレータ(通常はPCIeデバイス)を利用するには、デバイスを仮想マシン内で実行されているゲストOSに公開する必要があります。
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くじけそうになりますが、この下にある文章も読んでみるとこの機能が何をもたらそうとしているのかがなんとなくわかります。
何が書いてあるかというと、『今までもハードに紐ついた機能を仮想マシン等に提供することはできました。
しかし、そのようなハードに歩もついた機能を仮想マシンに利用させた場合、vMotion等が行えません。
これは、DRSでのロードバランスや、仮想マシンが動作しているESXiに何かがあって停止してしまった場合の
HAなどが使えず、同様のことを行おうと思ったときに、人の手によって作業をしなければなりません。』という感じの内容です。
今回の「Assignable Hardware」はそこにメスを入れるための機能であるようです。
今までvmxに直接書き込まれていたPCIeデバイスのハードウェアアドレスが書き込まれなくなり、代わりに仮想マシンがどのような機能を利用しているかが公開され、必要なハードウェア機能を持っているESXi同士であれば仮想マシンの移行が可能となるようです。
また、この機能を使用してNVIDIA vGPUを仮想マシンに提供できるようです。
使うためにはホストのグラフィック設定を有効にしたり、VIBの導入をしたり、NVIDIAのドライバーを設定したりと現状ではなかなか骨が折れそうな作業のようですね。
今回は以上になります。