ここで登場するのは、既存の環境をマネジメントドメインに変換する際にも使った VCF Import Tool になります。
おさらいになりますが、マネジメントドメインの作成は以下のようなイメージで行いました。
VIワークロードドメインの場合もやることはほぼ一緒で以下のようなイメージになります。
※事前にVCFの条件を満たすようにESXiのバージョンやDRS/HA等を行う必要があります。
まず、SDDC Maneger でVCF Import Tool で、既存環境のVCを対象に変換用のコマンドを実行します。
コマンドによって既存環境のVCがVIワークロードドメインとして利用できるようにImport処理が行われます。
処理が完了するとSDDC Managerから管理できるVIワークロードドメインとして登録されます。
利用するコマンドですが、以前も消化したコマンドの convert が import になっただけです。
NSXあり
python3 vcf_brownfield.py import --vcenter 'vcenter-fqdn' --sso-user 'sso-user' --domain-name 'wld-domain-name' --nsx-deployment-spec-path 'nsx-deployment-json-spec-path'NSXなし
python3 vcf_brownfield.py import --vcenter 'vcenter-fqdn' --sso-user 'sso-user' --domain-name 'wld-domain-name' --skip-nsx-deploymentというわけでVIワークロードドメインの作成方法でした。 本来はこのあと、Aria Lifecycle Manager や Aria Operations や Aria Automation 等をマネジメントドメインに展開して環境を見守ったり、ワークロード用仮想マシンの自動展開などをやっていくのがVCFですが、一旦ここまでとしたいと思います。