そのときに、ふと「あ、せっかくだから1台VSANで使ってるディスク削除して復活できるか確認してみよ」
と思ったので興味本位でやってみました。
※物理ではなくNested環境のため、実機でやった場合に同様のことになるのかは定かではありません。
<環境>
ESXi3台(仮想マシン)
VCSA1台(Nested上の仮想マシン)
vSphere Replication(Nested上の仮想マシン)
SRMサーバー(Nested上の仮想マシン)
テスト用仮想マシン1台(Nested上の)
<やったこと>
VSANを構成しているESXi3台の内1台で、仮想マシンの設定と編集からVSANで使用しているディスク(キャッシュ用1本、キャパシティ用2本)を削除。
この状態でしばらく放置してもNested上の仮想マシンはちゃんと動いているかどうかの確認。
削除したディスクを追加しなおして、VSANが再度正常な状態に戻るかどうかの確認。
作業前のVSAN構成
各ESXiでVSANに利用しているディスクが確認できます。
作業前の仮想マシン状況
pingで通信状況を確認しています。
ディスク削除後
当然ですが、ディスクが見えなくなりアラートが起動しました。
仮想マシンのほうは、相変わらず元気で問題なさそうです。
なかなかやりますね。
ディスク再度追加
ディスク追加後は、アダプターの再スキャンとストレージの再スキャンを行いました。
その後、VSANのディスクグループを作成しています。
ディスクグループ作成の処理が実行され無事元の状態に戻りました。
ESXiを停止せずに復旧できたのはありがたいですね。
ただし、ディスク追加後は必ずアダプターの再スキャン→ストレージの再スキャンを行ってください。
経験上、ストレージの情報に不整合が出たり、きちんと認識できていなかったりして良からぬトラブルが発生してしまうかもしれません。
以上。