前回は、NutanixのPrismWebコンソールの”仮想マシン”画面より直近の仮想マシンのパフォーマンスを確認できる”VM Performance”タブを実際に見てみました。今回は、その続きです。以下を確認します。
- Virtual Disks
- VM NICs
- VM Snapshots
- VM Tasks
- I/O Metrics
- Console
それでは、順に確認してみます。
- Virtual Disks
”Virtual Disks”タブをクリックします。クリックすると、”デフォルト”タブの内容が表示されます。”デフォルト”タブでは、ディスク一覧が表示されます。仮想マシンのディスクとCD-ROMが2つ接続されていることを確認できます。仮想マシンに割り当てたディスクをクリックすると以下のパフォーマンスを確認できます。
- Controller IOPS
- Controller IO Bandwidth
- Controller Avg IO Latency
- Avg IO Latency(”読み取り”、”書き込み”タブ)
どうやら”Total”のことらしいです。もし、同じようなことがあれば、英語にして確認してみても良いかもしれません。ディスクのide.0、ide.1を見てみると、”Total Capacity(総容量)”列にディスク容量が表示されています。
以下は、仮想マシン構成変更の時に利用する”Update VM”の画面から確認した仮想マシンのディスクです。ISOがマウントされたままになっています。上記の表で確認した値と同じです。ISOがマウントされているとそのデータサイズが表示されるようです。
”読み取り”タブをクリックします。仮想ディスクの読み取りに関するパフォーマンスグラフを確認できます。現在とピーク時のIOPS値を確認できます。
”書き込み”タブをクリックします。読み取りと同様にIOPSの値を確認できます。
前回のブログでは、VMパフォーマンスを取得して分析に保存してみました。同じようにディスクのパフォーマンスグラフも保存できます。また、グラフのデータをエクスポートすることもできます。これも30秒ごとにデータが取集されています。
”その他の統計情報”タブを確認します。以下の内容を確認できます。
”VM NICs”タブを確認します。仮想マシンに仮想NICが1つ接続されていることを確認できます。
”VM Snapshots”タブを確認します。まだスナップショットは取得していないので何も表示されません。近いうちに試してみます。
”VM Tasks”タブを確認します。該当VMのタスクを確認できます。検索や絞り込みをしなくても該当VMの情報を確認できるのは良いですね。
”I/O Metrics”タブを確認します。”Avg IO Latency”のグラフをクリックすると、”Performance Distribution”のデータやグラフが更新されます。
2分間隔で表示できるようです。
最後に”Console”タブを確認します。ここから仮想マシンを操作できます。スナップショットボタン(カメラのアイコン)もあります。試しに撮ってみます。
新たなタブが表示され、取得したキャプチャが表示されました。任意の場所にダウンロードして保存できます。
実際に取得したデータはこれです。
スクリーンショットボタンの右側のボタンをクリックすると別の種類のコンソールを起動できます。私はこっちのコンソールの方が使いやすいです。
仮想マシンのCPU、メモリ、ディスクなどのパフォーマンスデータやVMごとのタスクを簡単に確認できるのは使いやすい気がします。
次回は仮想マシンにNutanix Guest Toolsをインストールしてみます。
それでは。