久しぶりにVyOSのDocsを眺めていたら、コンテナが動くようになっていたのですね。
VyOS Configuration Guide » Container
https://docs.vyos.io/en/equuleus/configuration/container/index.html
簡単に試してみました。
利用したVyOSのイメージは以下となります。
Version: VyOS 1.4-rolling-202302150317
今回は、Zabbix-applianceのイメージを利用します。
Zabbixアプライアンスのコンテナイメージ:zabbix/zabbix-appliance
参考:VMware Photon OSでお手軽Zabbix検証環境構築
https://techblog-cidept.blogspot.com/2022/03/vmware-photon-oszabbix.html
※本誌で試したときのZabbix-applianceのコンテナイメージはZabbixバージョン4.4.6でした。
VyOSの設定手順は以下の通りです。
- VyOSにコンテナイメージをダウンロード
- コンテナを利用するための設定を追加
add container image zabbix/zabbix-appliance
2. コンテナを利用するための設定を追加
Configuration Mode(#~)より以下のコマンドでVyOSにコンテナの設定を追加します。
set container name zabbix-appliance allow-host-networks
set container name zabbix-appliance image 'zabbix/zabbix-appliance'
set container name zabbix-appliance port 80 destination '80'
set container name zabbix-appliance port 80 protocol 'tcp'
set container name zabbix-appliance port 80 source '80'
最後にcommitします。
実際に動作しているか確認してみましょう。
まず、VyOSのインターフェースアドレスを確認します。
192.168.115.129が設定されています。
VyOSのインターフェースアドレスへWebアクセスします。
Zabbixが起動しており、ログインできることを確認します。
簡単な確認ですが、VyOSでコンテナを動作することができました。
コンテナを利用して何をしようか、、、
それでは。