技術ブログ:No.009
どもです。
前回は、Windows 2008R2 Standardを作成し、インターネットへ接続できるまでを実施しました。
今回は、インターネットからリモートデスクトップでアクセスできるようにしたいと思います。
まずは、前回作成した仮想マシンのリモートデスクトップ、ファイアウォール設定を確認します。
リモートデスクトップは有効、ファイアウォールは無効になっています。
リモートデスクトップの設定を確認します。
初期設定では、中段の”リモートデスクトップを実行しているコンピュタからの接続を許可する”に
設定されているため、下段の”ネットワークレベル認証でリモートデスクトップを実行しているコンピュータからの接続を許可する”へ変更し”適用”をクリックします。
※これは、好みです。
vCloud Airのポータル画面よりゲートウェイタブを選択し、
”GATEWAY オン VDC001”をクリックします。
NATルールタブを選択し、DNATルールを追加します。
DNATルールに以下のようにパラメータを追加し、”次へ”をクリックします。
設定内容が意図したものか確認し、完了をクリックします。
NATの設定が追加されています。
NATの設定が追加されました。
次にファイアウォールタブよりファイアウォールの設定を追加します。
ファイアウォールルールに以下のようにパラメータを追加し、”次へ”をクリックします。
設定内容が意図したものか確認し、完了をクリックします。
ファイアウォールの設定が追加されました。
作業PCよりリモートデスクトップでvCloud Air上の仮想マシンへRDP接続します。
TCP 12345でアクセスしてきたRDPをvCloud AirのEdge GWのDNAT機能で
TCP 3389 、前回作成した仮想マシンのIPアドレス宛てにDNATする設定をしたので、
リモートデスクトップのアクセス先は下記のようになります。
ログイン認証のポップアップが表示されました。
ここまで表示されれば仮想マシンまでの通信ができています。
認証情報を入力しOKをクリックします。
はいをクリックします。
コピペができないのが弱点です。インターネットなどを経由して仮想マシンへRDPで接続できれば、
コピペもできます。また、アクセス手段もダイレクトに仮想マシンへアクセスする方法とWebコンソールからアクセスする方法と2種類できるので、障害時の切り分けを容易にする、という面でも
良さそうですね。
次回は何やりましょうかね。
VMwareのブログにWorkstationの事例が紹介されていたので、それをやってみましょうかね。
VMware Workstation 12 PROを使って仮想マシンをvCloud Airに移行してみよう〜前編〜
https://blogs.vmware.com/jp-cim/2015/10/workstation-v2v-01.html
ではでは。