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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


2018年3月1日木曜日

【Packet】Packetを使ってみた その9 Elastic Block Storageを使ってみた ~3.CentOSよりコマンド実行~

前回はPacketのコンソールより作成したストレージをサーバーにアタッチしました。
今回はCentOSよりコマンドを実行し、実際に利用できるようにします。
  1. ストレージを作成
  2. 作成したストレージをCentOSにアタッチ
  3. CentOSよりコマンド実行
    1. ストレージ接続
    2. パーティション作成
    3. ファイルシステムを作成
    4. 作成したファイルシステムをマウント
  4. ストレージをデタッチ
  5. ストレージを削除

<3.CentOSよりコマンド実行>
CentOSにSSH接続し、”fdisk -l”コマンドを確認します。
前回コンソールよりサーバーにストレージをアタッチしましたが、まだOSでは認識されていません。

Packetが用意した下記コマンドを実行してCentOSにストレージをISCSI接続します。
コマンド:
packet-block-storage-attach -m queue
コマンドを実行するとサーバーにアタッチしたストレージがISCSI接続されます。


再度、”fdisk -l”コマンドを確認します。
アタッチしたディスクが認識されました。


gdiskコマンドでパーティションを作成します。
gdiskコマンドはデフォルトでは利用できないため、yum でインストールします。



下記コマンドを実行します。
gdisk /dev/mapper/volume-xxxxxxxx
volume-xxxxxxxxは、”fdisk -l"コマンドまたは、Packetコンソールから確認できます。


"n"をクリックして新しいパーティションを作成します。
今回、設定項目はすべてデフォルトで設定します。


最後に”w”で設定を保存します。
Do you want to proceed?:yを押下するとパーティションの作成が完了します。



ファイルシステムを作成します。


作成したファイルシステムをマウントします。
今回は/home/test-ebsにマウントします。
/etc/fstabに作成したディスクの情報を追加します。


/etc/fstabの設定に問題ないか確かめる為、再起動します。


次回は、ストレージをデタッチします。