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この記事の内容は、個人の見解、検証の範囲のものであり、誤りがある可能性があります。
個人の責任において情報活用をお願いします。


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2018年3月14日水曜日

【Packet】Packetを使ってみた その10 Layer2(VLAN)を使ってみた ~6.成功編その3 VMware ESXi 設定確認、WindowsサーバーからESXi接続 ~

前回はWindowsサーバーにVLANを設定しました。
今回はVMware ESXiにVLANを設定します。設定後、WindowsサーバーからESXiホストへVMware Host Clientで接続します。

PacketコンソールよりESXi02のクリックして詳細画面を表示します。


左メニューより”Network”をクリックします。


”Network Type”を選択します。
”Mixed / Hybrid”をクリックします。


サーバーのインターフェースタイプが”Mixed / Hybrid”へ変更されます。
Windowsサーバーの時と同じようにVLANを設定します。画面を下へスクロールします。


”Layer2”よりEth1にVLAN1097を割り当てます。


次にESXiのネットワーク設定を変更します。

操作PCのブラウザからPacket host が割り当てたグローバルIPアドレスへ接続しESXiホストのVMware Host Clientへログインします。ESXiホストの標準スイッチを新たに作成しNICの1つを割り当てます。


”標準スイッチの追加”をクリックします。


vSwitch名を入力しアップリンクよりvmnic3を選択して追加をクリックします。


標準スイッチが作成されました。
VMkernelポートを作成し、IPアドレスとサービスの管理を設定します。


VMkernel NICタブより”VMkernel NICの追加”をクリックします。


IPアドレスはWindowsサーバーと同じセグメントの192.168.0.10/22を設定します。


サービスより管理のチェックボックスを有効化し作成をクリックします。


VMkernelポートが作成されました。



WindowsサーバーのWebブラウザよりESXiホストのVMware Host Clientへ接続します。
ブラウザより”https://192.168.0.10/ui”へアクセスします。
VMware Host Clientへ接続できました。ESXiホストヘのPingも確認できました。


VLANを利用することで自由にネットワークを構成できそうです。
次回は作成したサーバーをAPIを利用して削除します。それでは。

2018年3月13日火曜日

【Packet】Packetを使ってみた その10 Layer2(VLAN)を使ってみた ~5.成功編その2 Windowsサーバー確認、IPアドレス設定~

前回はWindowsサーバーにLayer2機能(VLAN)を設定しました。
今回はWindowsサーバーにリモートデスクトップ接続し設定を確認します。
確認後、サーバーにIPアドレスを設定します。

~Windowsサーバー確認、IPアドレス設定~
Windowsサーバーへリモートデスクトップします。
NICチーミングが有効になっています。


ネットワーク接続を確認します。
NICチーミング ”bond0” が作成されており、bond0にEth0、Eth1が紐づけられています。bond0にはPacketが割り当てたIPv4、IPv6アドレスが設定されています。Eth1のステータスを確認します。


Eth1のステータスよりEth1が接続されていないことを確認できます。
Eth1のプロパティを確認します。


Eth1がOS上でBond0に紐づいている為、このように表示されます。


NICチーミングの設定を確認し、Eth1をNICチーミングの設定から外します。
NICチーミングより”Enabled”をクリックします。


NICチーミングの画面が表示されます。
bond0のプロパティを表示します。


プロパティよりEth0、Eth1がbond0に設定されていることを確認できます。
NICチーミングの設定からEth1を外します。


Eth1のチェックボックスを外し、OKをクリックします。


Eth1がNICチーミングの設定から外れました。


サーバーマネージャー画面のbond0の下にEth1が表示されました。
Eth1にIPアドレスを設定します。ネットワーク接続を表示します。


NICチーミングの設定からEth1を外した為、Eth1のステータスがEnabledからUnidentified networkへ変更されます。Eth1のプロパティを表示します。


Eth1のプロパティより好きなIPアドレスを設定します。
今回は192.168.0.100/22を設定します。



IPアドレスの設定が完了しました。


次回はVMware ESXiにVLAN、IPアドレスを設定し、WindowsサーバーからESXiホストのvSphere Client画面を表示します。

2018年3月12日月曜日

【Packet】Packetを使ってみた その10 Layer2(VLAN)を使ってみた ~4.成功編その1 Windows設定~

前回に引き続き、今回も”Layer2”機能を試します。
今回は成功編です。

~Windows2016設定~
作成したWindows2016サーバー”Console”にVLANを設定します。
サーバー名”Console”をクリックし、サーバーの詳細情報を表示します。


左メニューより”Network”をクリックします。


ネットワークタイプをL3からL2へ変更します。
”Convert to other network type”をクリックします。


ネットワークタイプを選択します。今回は”Mixed/Hybrid”で設定します。
”Mixed/Hybrid”を選択し、”Convert to Mixed Networking”をクリックします。


ネットワークタイプが変更されました。
ネットワークタイプを変更する前と同じようにIPv4アドレス、IPv6アドレスの情報が表示されます。画面を下へスクロールします。


Layer2のメニューが表示されました。
VLANを割り当てます。”ADD NEW VLAN”をクリックします。


VLANを割り当てるインターフェースを選択します。
bond0にはサーバー作成時に割り当てられたIPv4、IPv6アドレスが設定されています。
VLANは”eth1”に設定します。プルダウンメニューより”eth1”を選択します。


プルダウンメニューより割り当てるVLANを選択します。
複数のVLANをデータセンターに設定していると下記のように選択できるようになります。
選択後、右上の”Add”をクリックします。


サーバーへのVLANの割り当てが完了しました。



次回、Windowsサーバーへリモートデスクトップ接続し設定を確認します。

2018年3月9日金曜日

【Packet】Packetを使ってみた その10 Layer2(VLAN)を使ってみた ~3.失敗編その2 ~

前回に引き続き、今回も”Layer2”機能を試します。
今回も失敗編です。成功編は次回書きます。

今回もまた作成したサーバーが消えました。作成した後、サーバーのNICのネットワークタイプをLayer2へ変更した後、何かしらの要因によりそのサーバーが消えました。実際に内容は下記となります。

Layer2機能を試します。
VLANは前回作成したVLAN1097を利用します。


VLANを利用するサーバーを作成します。
今回はデータセンター”SJC1”にType2のESXi6.5を2台、Windows2016を1台作成し
VLANに接続します。サーバー作成完了してからVLANに接続します。ESXi01の作成が完了したのでESXi01にVLANを設定します。ESXi01の詳細情報を画面を表示します。


左メニューより”Network”をクリックします。


サーバー”ESXi01”のネットワークタイプをL3からL2へ変更します。
”CONVERT TO OTHER NETWORK TYPE”をクリックします。


”Layer2”を選択します。
Bondedを有効にして”Convert to Layer2”をクリックします。


ネットワークタイプがL2に変更されました。VLANを割り当てます。
”ADD NEW VLAN”をクリックします。


インターフェース”bond0”にVLAN”1097”を割り当てます。
プルダウンメニューより選択し、”Add”をクリックします。


インターフェースにVLANが割り当てられました。


サーバー一覧を確認します。”ESXi01”のIPv4アドレスが空欄に変わりました。サーバーの詳細画面を確認します。サーバー名をクリックします。


サーバーの詳細画面が表示されました。ネットワークタイプをL2にすると下記のように表示されます。先ほどまで表示されていたIPv4、IPv6アドレスの情報は表示されなくなり、VLANとインターフェースの情報が表示されます。VLANを利用できるようにSOSを利用して設定します。
SOS: Serial Over SSH
https://help.packet.net/technical/networking/sos-serial-over-ssh
”OUT-OF-BAND-CONSOLE”をクリックします。


SOSはサーバーへのネットワーク接続ができなくなった時に利用するSSHを利用したシリアルコンソールだそうです。接続先情報が表示されます。”Copy”をクリックします。


Teratermを利用してSSH接続します。認証情報はクラウドに登録済みのSSH設定を利用します。


アクセスできました。しかし、これから先の操作が出来ませんでした。
次回はCentOSかUbuntuからSOSを操作してみたいと思います。


SOSからサーバー”ESXi01”への接続を何度か試みましたが、しばらくするとサーバーが消えてしまいました。何が悪かったのかはわかりません。


下記はREST APIを利用してサーバーConsole1、ESXi02を削除した後にクラウドコンソールから確認したイベントログです。Console1、ESXi02は削除したログが残っていますが、ESXi01の削除ログは残っていません。


次回は、Layer2機能を利用できた時の内容をご紹介します。