後編では、Bitnami ownCloudのOVAをIDCFクラウドへ登録してみます。
IDCFクラウドのテンプレートへ登録するにはHTTPでアクセスできる場所に
OVAファイルを置かなければなりません。
今回は、前回ダウンロードしたOVAファイルをIDCFクラウドのオブジェクトストレージへ
アップロードします。アップロード方法は、好きな方法でアップロードしてください。
今回はIDCFクラウドのWebポータルから直接アップロードしました。
オブジェクトストレージにアップロードしたOVAファイルのオブジェクト状態を
”PublicRead”へ変更し、テンプレートからアクセスできるように変更します。
変更後、URLをコピーします。
IDCFクラウドへアクセスし、コンピューティングよりテンプレートを表示します。
”テンプレート作成”をクリックします。
テンプレート作成に必要な項目を入力します。
ポイントは以下となります。
<URL>
IDCFクラウドのオブジェクトストレージでコピーしたURLを貼り付けます。
貼り付けた後にURLの”https”を”http”へ変更します。
<OSタイプ>
Bitnamiのダウンロードボタンのところに記載されているOSと合わせます。
<パスワードリセット>
無効にします。
<NICアダプター>
VMwareToolsがインストールされているので好きなものを選択します。
入力が終わったら、”テンプレートを作成する”をクリックします。
※VMwareToolsについては起動後、確認してください。
テンプレートに登録されました。
次回は、この作成したテンプレートからownCloudの仮想マシンを作成してみます。